おはら野 農園日誌
このあたりは昔、大原野(おわらの)と呼ばれる雑木林でした。
少し残った雑木林はずれ、農園を営んでいる。

  おはら野 農園  521-0225滋賀県米原市 市場413-2  龍  隆   おはら野アクセス

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2010年 農作業の記録のページ   2006年当時のスタイルのまま再構成し、間違いなどの手直しだけををした。リンクなどの不備が残っているかも。

おはら野 農園の野良仕事は、中々すすまない!

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  2010年 12月の記録


  何もない庭草の畑
  冬のおはら野農園
  ダイコン、カブ、玉ねぎ。それとて自家用、売り物は何もない。
  湖北村ばたけ 2010年7月open  


        年末の店内

 
食いつきのよいレシピ →こちら

28 December, 2010


  この時期の露地のホウレンソウはとにかく旨い。


08 January, 2011

芽が出たようだ。3月には食えるか。

  早春にホウレンソウを食いたい
 ホウレンソウの種播き。3月下旬に食べる。溝を切って水。
  種播き。コーテングしていないので、厚播き。



  点滴チューブを敷いて、クモが何すんねんと、出てきた。

  ↓ トマトあとに、ホウレンソウ


 ばった。この子もなにすんねん、とご機嫌斜め。


11 January, 2011

生え揃った。
17 January, 2011
  双葉が大きくなった。

 
28 January, 2011
   遠目にも大きくなったホウレンソウ
  暮れに播いたホウレンソウ、ここまで大きくなった。雪の中とはいえ、さすがハウス。もうじき本葉が揃うだろう。

  喰える日まで、あと何日。ヤマト発進!!

  3月初旬と踏んでいる。

07 February, 2011 
   もう一息、ホウレンソウ
  散歩と称して、毎日見に行ってる。

  雪が融けてサイドの塊がパイ生地のように折れ曲がりながら空洞を作る。→
 
08 February, 2011
  2回目の種播き、ホウレンソウ
  ①三つ鍬で、土ひっかいて三角ホーで播き筋作って。②種播いて。③軽く土を載せて、④上を歩いて鎮圧。
  ⑤じょうろで水をやって出来上がる。
  耕さない、肥料をやらない。ホウレンソウなのに石灰もやらない。

  今回の作は、3月下旬か4月初旬の収穫。
 そばにパセリ:パラマウント自家用の種もついで播き。芽が出たら移植。

  新燃岳の噴火。火山灰が降って、ホウレンソウが全滅しているそうだ。難儀なことだ。

  パイプを割ったことなど些細に思える。
 

18 February, 2011
 
  2回目の種播き、ホウレンソウの発芽
  10日目で発芽。種の殻が双葉についているので、かろうじて判る。


  同じ日に播いたパセリ→

 
  一回目のホウレンソウ。ここまで大きくなった。 ↓
01 March, 2011
   3月の中旬だな、このようすでは。
  月曜から雨、明日は雪交じりの予想、お水取りが終わるまで雪の心配がある。
 

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21December, 2010

  ハウスのトマトの片付け
  釣り糸を外し、支柱を抜いて、バーコン。草叢となったトマトをそのまま、木っ端みじんにする。


  5~6回往復して、かようになる。トマトを引き抜かないのがコツ。引き抜くと、ツルがハンマーに絡まってしまう。


  その勢いで、また明日から雨雪のようなので、隣のハウスのビニールを剥がした。
  このようになる
22 December, 2010
 
  昨日、風の強い中、破けるかと思いながら外した
  今日は昼から晴れた。 住処と食餌を失った。


  この程度に、みじんになる
27 December, 2010    やっとビニールをたたんだ。
  松下農園さんは、毎作ビニールを外しておられる。雨を当ててることは地面に一番良い。判っていて遅れ遅れで出来ないでいた。
  外したビニールを乾かすのが大変なんだ。それを教えて貰った。ざっくり束ねて、干す。聞けば判るが、判ることと出来ることは違う。やってみて、出来ることが判る。感謝。


  たたんで、来春を待つ。
28 December, 2010
 

18 December, 2010

  フェンネル
  独特の香りがする。この匂いを嗅ぐと、猫のフレーメン、こまわり君の「んがー」か。
  鼻の穴が開いて、咽喉から鼻が全開する。気持ちがいいもんだ。

  小学生の頃、陽が沈むまで外で遊んでいる子だった。彦根城の石垣を進退きわまって、オジサンにレスキューしてもらったり、松原の田舟で遊んでいたら琵琶湖のまん中だったりしたのと同じように、「ママゴト」も得意だった。
  どうしてお嫁さんとお婿さんが人気だったのか判らなかったが、「男」役の私は、「お婿さん」だったり、「旦那」だったり、「主人」だったり、「あなた」だったり、葉っぱに載せたご飯を頂くシュチュエーション、そんな光景が思い出される匂いである。昭和30年代の彦根市内に、フェンネルが庭にあった。私には、小学生の「女の子」の匂いなんである。
  中学生になって、「女の子」と「男の子」は、それぞれ「女の子」と「男の子」になっていった。
  アカメ:スズキ科 アカメ属
アカメ:冷凍の切り身

ブーケガリエ
:セロリ、パセリ、
セージ、タイム

フェンネル:ガリエに束ねてもいいし、ガリエを省略して、コンソメとフェンネルでもよい。

  ニンニク・玉ねぎ・ニンジンをみじん切りにして、油で炒める。
  鍋に移し、ブーケガリエ、フェンネルを入れて、水を足し、アカメを入れて煮込む。
  塩・コショウで味を調え、スープ皿に煮汁ごと入れて食する。

  酸味にトマト。彩り取り合わせにピーマン・パプリカ

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17 December, 2010


  月桂樹。剪定をしたあと、写真を忘れていた。
  月桂樹の剪定、垣根仕立てを目指す
 去年、浜松のフルーツランドへパパイアを見に行った。そのとき立ち寄った先に、月桂樹を垣根仕立てしてあるのを]見た。
  これはいい。高木にならない、一年でランナーがしゅっと伸びて、そのままリースになる。そう思った。
  無花果の横一文字仕立てと同じようになる、筈。
  ↓ 左に剪定前の月桂樹


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15 December, 2010


  水槽の増設: カブやダイコンを洗う長さが確保できた。
  湖北、サクラダファミリー
  設計図も無く、いつになったら出来上がるんだという増改築工事をサクラダファミリーと呼ぼう。

  右端の2層式水槽は5年くらい前の作品。空色のペイントした新設は昨日出来た。

  水槽を手に入れたのは3年前、設置場所をあれこれ思案していて、もっと大きな水槽が欲しいという声が聞こえたので、雪景色に変わる前にと、作った。

  キュウリ支柱をばらしたり、なんやかんやで、19径の部材を使って、足を組んでペイント。当初はグリーンをメインに使っていたが、畑でグリーンは馴染んでしまって紛失が続出した。空を仰いで、「ブルースカイ」に変えた。以来、ペイントは「空色」に統一した。
  去年の夏の軒先


  ここへ増設

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10 December, 2010


  5ℓのジョウロに匙1杯。サジは洗濯用の物
  冬のアイスプラント
  ハウスに作っている。12~2月に作れるんかいな、と試している。

  今日まで、塩は与えていない。クリスタルな粒が出てこないので、やはりなあと、食塩水を与える。写真のやり様で、だいたい1%濃度。


  3日置き位に食塩水を与える。軸が伸びてきて、葉が小さくなっていく。下葉の大きいのは、歯ごたえが悪い。
  14 December, 2010


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09 December, 2010


  雑木林の中はよく整備されている。軽トラ横付けで、落ち葉が拾える。
  落ち葉拾い、。
  この時期、私たちだけでなくたくさんの人が思い思いの道具を持って拾いにくる。
  そのまま、荷台に積み込んで、走る。裏庭のような距離にあるので、被いも何もいらない。

  1.4×2.4mくらいの場所に、落ち葉を踏み込む。
米ぬか約40Kg、鶏糞15Kg、焼きヌカ5Kgを混ぜ込んで、水をかけながら踏み込む。
  おおざっぱなもんである。



  踏み込み→続き

 10 December, 2010
  スズメバチの巣を、これもバークだろうと入れた。なんとも蜂蜜の香りがする。きっと、効くだろう。
 
 

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07 December, 2010
  水の駅 居醒の研修旅行。


 三重・玉城の県立農業公園にある「ふるさと味工房 アグリ」
  伊勢・松坂より伊勢道の伊勢寄り。玉城の特産、養豚組合が母体になっているようだ。豚肉、ハムソーセージ、パン工房、お米工房、そして生鮮野菜。
  郊外、というより山間部にある感じで、体験型農業公園と、固定客が中心のように見えた。

  官型出資ではあるが、生産者が経営を考えているのが見て取れる。






  松坂城址に向かう、民家の塀から柊が匂った。柊は知っていたが、花は初めて。





  フォックスフェィス

 下から15センチ位から3本に枝分かれ、10センチくらいで花がついている。
  わい化剤か??判らん。松坂市内の園芸店で

  玉城から少し戻った松坂市中心街。
  なんか??そう、ビルが無い、5階建てが精々、市役所があるメインストリートがこのような景色。歴史ある町にしてこの佇まいに驚いた。

 

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03 December, 2010


  去年の沢庵が気になっていたそうだ。ノシイカのようにぺちゃんこになっていたが、こちらも旨い。
  ダイコンを漬ける。沢庵、雨
  11月23日に干したダイコンを漬ける。25本。

  ダイコンの葉。ナスの葉は写真忘れた。

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02 December, 2010
  株元から二股になっている黒豆
  昨日、黒豆、青豆を収穫した。ハウスの中でさかさにして乾燥させる。
  本葉が上がった苗を摘芯して植えた。これで収量が増える。


2010年6月の記録→ダイズの種まきをする

  06 December, 2010


  株から黒豆をサヤごと外す。次回はサヤから豆を取り出す。脱穀。
自家用であれば、この程度の作業になる。販売となると、もっと多く収穫して能率ってものを考慮することになる。

  摘芯して脇芽が伸びた大豆



  14 December, 2010

  黒豆に混じる青豆。

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  2010年11月の記録

 今年は早々と、秋の仕舞の11月。
 
 
 湖北村ばたけ 2010年7月open
食いつきのよいレシピ

ハヤトウリとカーボロネロのベーコン炒め
パプリカの肉詰め
空芯菜とトマトの炒め物
  タイナスとトマトで作る野菜スープ
  ズッキーニのサラダ
  花おくらのサラダ

ポークランチャンミートとごうやのチャンプルー

30 November, 2010
  ハヤトウリのツル手繰りと、バーコン
  まったく採れなかったハヤトウリのツルを手繰ってバーコンをかけた。切り刻んだツルや枯草は来年の肥やし。
  
  イモムシの冬越し。枯れ草の中にいた

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25 November, 2010
  ようやく、ハウスのビニールを外した
   ここのビニールは3年張りっぱなしだった。光の透過率が落ちて、もう限界だし、半年(来春まで)雨風に当てて、土を蘇らせようと思っている。
  ブルーシートの中は、3年溜めた廃プラ、農ポリ。明日は捨てに行く。


  
ウドの冬越し。モミガラを積んで、来春のうどに期待する。一株、二人で食べるには、有り余る本数が採れる。
  芽が上がってくる前にモミガラを積んでもいいんだが、冬支度を兼ねて。
  少し賢くなった。19mmパイプを切り開いた袋に合わせて4本打ち込む。パイプにパッカーで留めて、ビニールヒモで補強する。
  
  ウドの冬越し

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23 November, 2010
  本当に売り物がない。
   三池高菜、タアツアイ、ハヤトウリ、これに日野菜を加えて、本日の納品にした。

  どれも、自家用に作った野菜だ。売りものがないので、こうしてわずかでも納品する、寂しい。


  沢庵用のダイコン、25本。これで二人の1年分の沢庵になる。
  


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15 November, 2010
  小ハウスの中(5mハウス種播き・育苗)
   1mも進まないまま放ってあった苗床の改修を再開した。きのうから今日で、2mばかり進んだ。

  造成地の上にハウスを建てたものだから、大きな石や砂礫が掘ると一杯出てくる。つるはしではくたびれる。
  コンクリートをはつる機械を使って20センチ位掘り下げている。赤土と、落ち葉堆肥を混ぜて苗土にする予定。

  隣の苗床は去年、同じようにして作った。でも落ち葉ばかりで、種播きには利用できなかった。
 去年の作業記録→2010年2月の記録
  
  三島池のイチョウ。すっかり落ちるまでに仕上げねば
    20 November, 2010
  ようやく、端まで出来た。長さ5mだから、一日1mってとこか。
  はつって、石を除いて、ふるいにかけて。1時間1m。

  次は土を戻しながら、去年の落ち葉を混ぜ込んでいく。 予定。

  去年の落ち葉を入れて、一応完成。→

  たくさん幼虫が出てきた。埋めてやろうとしたけど、自分で潜っていった。
  22 November, 2010

 
  23 November, 2010
  だいたい片付いたので、ハウスの周りにあった鉢物を植えかえて、越冬させる用意を終えた。

  あとは、落ち葉を集めてきて、この横に積む。イモムシと一緒に、このカマキリも潜っていたのだろうか、よたよたと這い出してきた。寒かろう。
 
 

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13 November, 2010
  バーコン前、バーコン後
   左の写真がバーコン後である。明日にも収穫するヤーコンを残した。右の支柱を外してナスを引き抜かずにそのまま粉砕した。すると、左の写真のようにナスは木っ端みじんに、文字通り。

  作物を抜いて、このバーコンにかけると、倒れた作物はうまく粉砕できない。

  バーコンとは、ハンマーナイフを回転させて切り刻む自走式の機械だ。写真は6~8月の「農作業日誌」に数多く登場する。今年、一番活躍した農作業機だ。
  


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12 November, 2010
  二年目のコンニャク
   二年目のコンニャク。去年、掘り取り忘れたコンニャクが今年、芽を出していた。
  地上部が枯れたので、掘り上げた。下に来年の芽がある。翌年の芽が上がって地上部が枯れるのだろう。テンナンショウ科の特徴を示している。サトイモとかわらんなあ。

  それで、スコップ一個分深い所にイモがあった。これくらい深いと、この辺りでも越年するってことなんだ。
  


 

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10 November, 2010
  カブとダイコンの違い
   カブの花は黄色、ダイコンは白。スズナがカブで鈴のように黄色、スズシロがダイコンで白い鈴。共にアブラナ科。
  ダイコンの食する部分のうち、青い部分が胚軸、地中に残る白い部分が根に相当し、そこから細いヒゲ根が二次根として伸びる。
  一方のカブは、写真のように、地上に出た胚軸を食べる。地中に突き刺さっている部分が根になる。食料品コーナーに並べられたカブは、この細くなった根は切られている。草冠に無しと書いて、蕪。茎がないように見える、確かに胚軸しか見えない。

  コールラビの食する部位は、茎が肥大した部分で、葉軸のように青臭さを残している。

  それを知って、どうだと言われても困る。
  アブラナ科は交雑しやすく、それぞれの特徴を持った野菜のバリエーションは広がる一方で、手前種で固定するのは難しい。
  食べる部位によって、生育途中のどの段階で収穫してたべるかで、農薬の残留程度が異なり、農薬の使用基準が定められている。
  例:白菜、山東菜、こまつなが同じ系列のアブラナ科の野菜だが、まるで違って見える。そして、それ以上にカブとダイコンは違う。
  


  コールラビ:キャベツの仲間
 茎が肥大した部分を食べる。


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10 November, 2010

  ↑ このマユは誰?
  フェンバレレートは農薬名。 商品名ではない
   フェンバレレート Fenvalerate は合成ピスロイド系の殺虫剤で、開発した住友化学が、初めて1983年に農薬登録した。

  ピスロイドは除虫菊に含まれる有効成分の総称。天然由来のこの成分は光などですぐ分解され薬効が持続しない。
  そのため色んな合成化合物が開発され、安定持続する成分となっている。従って、天然由来のものと合成物はまったく別物として扱ったほうが良い。
  昆虫類・両生類・ハ虫類の神経細胞上の受容体に作用し、Naチャンネルを持続的に開くことにより、脱分極を生じさせる神経毒である。このピスロイド系の一種がフェンバレレート。

  今、この農薬フェンバレレートを有効成分にした農薬会社の商品名を探し出している。またこのフェンバレレートに登録のある作物名を探し出している。中々、スパッと出てこない。


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09 November, 2010
  ヤーコン、もういつでも収穫できる
   霜が降りはじめて葉が霜焼けになる前に収穫しなくちゃ、3株試しに掘った。
  失敗、植え付けが深く、大きなイモが二つに折れる。来年は浅く、かつ畝を立てて植えよう。

  ヤーコンはキク科、ダリアの根とそっくり。左が肥大したイモ、これを食べる。右上の赤白が来年の芽、こちらを貯蔵して5月に植える。

  右の写真は芋、芽、その芽を株分けしたもの。

去年のヤーコン→ヤーコン(ヤーコン料理も)


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02 November, 2010
  もってのほか、
   盛りを過ぎて、終わりになったもってのほか。ほぼ一カ月が収穫期になる。

  写真は中心のキイロが出て商品価値ゼロ。筒状の花びらは奇麗だが、全体は枯れ始めている。

                    →
花びらの中、×20。メシベが見える。やっぱ菊の花なんだなあ。


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  2010年10月の記録

 今年は早々と、秋の仕舞。
アオムシ捕り、キャベツ・ブロッコリー

 
 
 湖北村ばたけ 7月open

29 October, 2010
  アオムシ捕り、キャベツ・ブロッコリー
   涼しくなって、寒くなって、モンシロチョウも減って。でもアオムシはちゃんといた。
  今日は、500匹を超えたのではないかな。バケツ一杯のアオムシ。

  こんなのもいた。↓


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30 October, 2010
  Happy Halloween 収穫祭、新嘗祭か
  日本の神道の新嘗祭が、それまでの信仰・習俗を取り入れたもののように、キリスト教もケルトの収穫感謝祭やそのほかのそれまでの信仰をとりこんでいる。


レタス:このレタスも自家用。なかにアブラムシが冬越ししようと潜りこんでいる。260gくらいだから、小玉。

  キク科のレタスは、カキチシャのように、チシャの名前で入って来て、いつの間にか結球するのをレタス、しないのを縮緬チシャ・グリーンリーフなどと日本でしか通じない名前に変わった。
 

29 October, 2010
  冬野菜に彩りを添える面々
  白菜・大根・カブラだけでは冬野菜のアイテムが不足する。

日野菜。ぬか漬けにすると甘みが増すという、私は塩だけの一夜漬けが好き。
  子供の頃、伊吹山が見える畑で作ると一段と旨いと聞いた、それでこちらに来て、毎年のように挑戦する。
  こんなに葉が虫に食われずに育ったのは、初めて。


  
タアサイ→:ロゼッタになりだした。こちらは何度も霜にあたって、雪の下から掘りだした頃が、本当に蕩けるように旨い。雪を待つ。


21 October, 2010
  葉が巻き始めた白菜
   葉が巻き始めた。アオムシをとって、ダイコンサルハムシをとって、そういえばキスジノミハムシは余り見なかった。
  そんな手間をかけているのも、販売用ではなく自家用の少量だからできること。100個も作らない。

  浅漬けとたまの水炊き、「サバの水煮と白菜」、「白菜だけのバター炒め」、二人だけの食卓だと、そう減っていかない。

高菜
     高菜は奥が深い。これはなにだったか。縮緬とか、かつお菜とか、風味や辛みが少しずつ違って、また霜や雪など寒さで色が濃くなって甘みが増してきて、春先のひね始めたころの味とか、一種・一品で語れない。 30 October, 2010

  アブラナ科 アブラナ属
  一文字花科ともいい、ブラシナ科ともいう。ブラシナ科と呼ぶほうが、ヨーロッパ系(西アジア・地中海を含む)、中国系、東南アジア系など、食い方によって育種された系統の違いを区別しやすい。
 
 

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29 October, 2010
  ハヤトウリ、わずか3個
   まったくとれない、ようやくの3個。確かに、今花が咲き、実がとまりだした。しかし、11月に入ったら霜が降りる。それで、枯れる。実も霜焼けで駄目になる。

  去年は、とんでもない数が採れて、ウハウハだったのに。

  明日は台風、さて風でツルがちぎれないように祈ろう。


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26 October, 2010
  大豆がふくらんできた
   黒豆と青豆、ついうっかり種播きを同じ箱でやってしまった。収穫までどっちか判らない。素人はこれだから困る。

  ふくらんできた黒豆(青豆を枝豆に、旨い。


  栽培の記録は→6月大豆の種まきをする


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25 October, 2010
  せっかく植えたアイスプラント
   秋播きのアイスプラント。秋・冬採り出来ないかと、ハウスに植えた。
  ネキリムシか、ゴミムシの仕業、もう5株以上、軸をちぎられてこのありさま。かわりがあるからいいようなものの、残念だ。モグラがまたぞろ動いているので、食ってくれるのを期待している。

  モグラで株が持ち上がって根が定着しないのを嫌うか、虫を食ってくれるのを喜ぶか、どっちか。

26 October, 2010
  10株ほど、補植した。


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23 October, 2010
  ようやく、本当にようやく実が肥りだしたハヤトウリ
   こんな遠景から、ハヤトウリの実が肥りだしたといってもなあ、それほど今年のハヤトウリには期待できない。
  来週は北海道で里雪になりそうだといっている。こちらでは霜が心配だ。一回の霜で、ハヤトウリは全滅してしまう。あと2週間は霜いらん。

24 October, 2010

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20 October, 2010

  炒めると真紅の汁を出しとっても奇麗。とり肉など鮮やかな赤に染まって食欲をそそる。
  紅柳叶莧菜を極める
  莧菜シェンツァイ:ヒユナ。ヒユ科Amaranhtaceae ヒユ属(Amaranthus ヒユナ(バイアム)、イヌビユ(畑の雑草)が同じ仲間。
  よく似た葉をしているスイゼンジナ(キンジソウ)はキク科 ギヌラ属で別もの。

  ケイトウ、ハゲイトウなど観賞用の花卉は多い。
  また、花序が細長く垂れ下がるヒモゲイトウと、花序が立つセンニンコクは、日本ではその種子をアマランサスという呼称で流通している。売るためには先にゆうたもん勝ちがまかり通っていて、ググルに往生する。


  右の写真は莧菜の花
下の黒いのが種、左の半透明が精白米。小さいものだ。

    センニンコクとヒモゲイトウ
  中南米のメキシコ北部からカルフォルニアにかけて原生するセンニンコクと、南米ペルーからチリにかけて原生するヒモゲイトウを総称してセンニンコクという。

  くわしくは、「モチの文化誌 日本人のハレの食生活」阪本寧男/中公新書/1989p139


  今、それをアマランサスと称して出回っている。
 
   色変わり
 21 October, 2010    イヌビユ犬莧:ヒユ科 ヒユ属 イヌビユ 一年草
  畑や道端、どこにでも生える。若い葉は食べられる。色変わりで、赤い葉、赤い穂が出る。栽培植物と一緒に日本に入った、地中海原産。

  後ろの葉は、ハヤトウリ。
 
 21 October, 2010

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19 October, 2010

ツルマメ:マメ科 ダイズ属 今の大豆の原種

ヤブマメ:マメ科 ヤブマメ属 1年草。地下に1粒の実が出来るそうだ、確かめなくて。

  ツルマメに対し、豆の毛が少ない。葉が丸い。よってツルマメではなく
ヤブマメ。どちらも花は赤花(赤紫)

植物生態研究室(波田研)(岡山理科大学→ヤブマメ
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/
dicotyledoneae/choripetalae/leguminosae/yabumame/
yabumame.htm


23 October, 2010
  マメを極める

  野菜の色々を調べていると、食い方・病害虫・健康などはヒットしてくるが、植物としてのあれこれと作物としてのあれこれがうまくかみ合っていない。私に判るようにはなっていないようだ。
  それで、いつものことだが、私に判るように組み立ててみる。

属名       
ササゲ属 あずき
緑豆(リョクトウ)ヤエナリ
ささげ 
   
インゲン属 いんげん
べにばないんげん 
   
ソラマメ属 そらまめ     
エンドウ属  えんどうまめ     
ダイズ属  ダイズ・えだまめ    
ナタマメ属  なたまめ     
フジマメ属 ふじまめ    
ラッカセイ属  らっかせい     
シカクマメ属  しかくまめ・ウリズン     
ヒヨコマメ属  ヒヨコマメ(ガルバンゾ・エジプト豆)     
ヒラマメ属  レンズ豆     
       


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19 October, 2010
  ポチ出動
    念願のポチが動き出した。ウネ立てポチ、YAMMER_MRT650。

  玉ねぎを植えるのに、使ってみた。短く刈り込んだ草の上を荒く起こして、さてウネ立て。みごと成功。これで、マルチが奇麗にできる。

  さて、草の上を5,6回往復したかな。1.5m巾では、1.2mのマルチはきつかったので、1.8mまで広げて。
  これだけまっすぐ切れたら言う事無し。

  20万円也、まだ死ねんなあ。


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14 October, 2010
  枝変わり、もってのほか
   もってのほかが、枝変わりしている。淡いピンクを残しているものや、淡い白に変わったものまで、この枝を挿し木してみよう。


  森越の畑の畔:
ヘアリーベッチの種を播いた。 →


       同時に、5畝ほど、レンゲを播いた。来春が楽しみ。


22 October, 2010
  ヘアリーベッチの発芽。14日に播いた(上の写真)種が発芽している。
  周りに一杯生えてきたピーピー豆とどう違う。

ヘアリーベッチ:マメ科 ソラマメ属 1年草。西アジアから地中海東部の原産。

カラスノエンドウ(ピーピー豆):マメ科 ソラマメ属 越年草。学名はヤハズノエンドウ矢筈豌豆。

  ピーピーマメでええじゃないか。どっちもソラマメ属なんだって、ますます、買ってまでして播く種かと思ってしまう。

越年草:秋に発芽し、翌年花が咲く、暦の上では2年だが、1年で実をつける1年草。
 
 

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13 October, 2010
  コンニャク芋
   秤に載ったコンニャク芋、およそ2Kg。4年目か5年目になる。これだけ大きくなると、コンニャクが作れる。

  その芋の横からにょきっと出ているのが、脇芽。この脇芽が来年、1年目の種イモになる。下の左から3つ目が2年イモ。にょきっと脇芽を出して、、、。

コンニャク:サトイモ科 コンニャク属 コンニャク 多年草。日本では寒さに耐えない地方では毎年掘り起こして、越年させる。

  おはら野あたりは、微妙で地下の根塊が越年することもある。
  


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14 October, 2010
  レンゲとヘアリーベッチの種播き
   この秋、おはら野農園は、レンゲとヘアリーベッチで一人沸きしている。5月の連休は、レンゲ畑を作るのだ。

  もうひとつは、ライ麦、エンバク、ソルゴ―などイネ科の緑肥。

  レンゲの種播き。セキレイが追いかける。彼女は耕したあとに、虫をついばむのかカラスと一緒に必ず現れる。

  長いおっぽをピョコタンさせながらついばむので、判る数少ない鳥。
  


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12 October, 2010


  草引きをしない。ならば草とうまく折り合いをつける算段が必要。

  さて、どうすべ。植相を変えるには数年かかるだろう、その間になすべき事は。
  それで、「おはら野の草花」が農園のあれこれに重なった。
  夏草から、冬草へ
  もってのほかの間に咲いたチコリ:キク科 レタスの仲間)の花。

  今、畑は夏草から冬草へ変わりつつある。
  草を引かず、シバのように通路を刈りこんで野菜を育てようと試みている。春から夏に向かっては、冬草が枯れるのを待つ草の管理をした。今度は、夏草が枯れるタイミングを見計らって、通路・畝を管理しようと思っている。
  右の写真では、イヌタデが背丈を伸ばしている。パイプ支柱の周りの草を放任していたので伸びた。


  



  ↑ イヌタデ:タデ科 タデ属 イヌタデ 1年草



  こちらは、10センチくらいで刈り込んでいた所。地を這うゲンノショウコと同じ高さでツユクサの花が咲いているし、エノコログサの穂も同じような高さになっている。


  来年の課題は、メイシバ、エノコログサを抑えてイネ科の雑草を減らすこと。
  もうひとつはこの雑草をうまくうないこむ事。妙案を探している。

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10 October, 2010
  ようやく、ハヤトウリ
  この秋、3番目くらいの雌花、これでは駄目。去年はもうたくさん採れていたのに。
  初霜との競争になる。この花が実になって収穫は11月初旬、すると初霜もその頃。やれやれ、さんざんの年に。


  2009年のハヤトウリ→ こちら
  


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06 October, 2010



10 October, 2010  花弁を食べるハナムグリ↓
  食用菊 もってのほか
  ようやく収穫できるようになった、もってのほか。昨年より1週間遅い。この中で、一番開いた一輪だけを収穫。
  直売所店頭POP
   ジャストシステムのラベルマイテイが作りやすい。ドロー系、ペイント系、レイヤー、ビットマップイメージの出力(モニター・プリンター)、それの混在、展開。そんなソフトと決めつけて使っている。
  インクジェットなので、光沢はがき用紙にプリントして、水濡れ対策にラミネート加工する。
  こちらにコピーするには、ラベルマイテイ上で、「一覧」表示にして、コピー。そのままこっちにペースト。文字と画像がそのままで移せる。(文字を画像情報に変換すると汚くなるので避ける)
  すべて、我流。やってると、なんとかなるもんで、マニュアルは読んでいない。
  ホームページ作成ソフト、ホームページビルダーを使っている。このHPBは、マニュアルは最悪、平気でフリーズ、使い勝手の悪いソフトだ。人には勧められない。まずもって、HTML文やFTPを知っているユーザーを前提に作られたソフトだと思っている。そしてHTML文なんて、インターネット上に文章を表示したり画像を貼り付けて割り付けするための方言だとぐらいにバカにしたうえで、あれこれいじっていると、繰り返し使うパターンぐらいなら、なんとかなるようになる。
  右クリック、ソースの表示。これでこのページのHTML文が表示される。たいした記述はない。



           11 October, 2010  →


  このように、もってのほかが咲いている様子はとっても奇麗。

  今年は、7月の切り戻しをさぼったので花芽が上がり過ぎて小ぶりとなった。

  外の花びらが先に開きながら、全体が大きくなる。花色は、開きかけが、濃いピンク、外に向かって淡くなる、奇麗。

  しかし、ゆでて花びらを食しようと思うと、全開のほうが苦みが少なく、食べやすい。

  摘んでいて楽しい、収穫が楽しい。時折、筒になった花びらの中にハチなどいるので、そこは注意。異物混入!って、言うな!って言うな。
   

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01 October, 2010
  トウモロコシの根
 一人生えのトウモロコシ、モチキビ。収穫の後、鋤きこんだ種が生えた。
  種の上から、根が出ている。これをなんとか云うそうだ。去年、ヒエで覚えたがすっかり忘れている。

  


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  2010年9月の記録

ブロッコリーの苗。定植してもらった。
 去年までは、9月は米の収穫と、秋・冬野菜の種まき定植の月だった。
  数年まえから、冬野菜は販売しなくなった。重くて、雪が積もると収穫が大変、その割に年によって変動が大きい。
  きっぱり自家用に限定する。

キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー
白菜・高菜・小松菜    ホウレンソウ
大根・カブラ 日野菜

ネギ

秋ジャガイモと秋玉ねぎ   来年の玉ねぎ

どうしたものか、アスパラ
 
 
 湖北村ばたけ 7月open
食いつきのよいレシピ
 
空芯菜とトマトの炒め物

  タイナスとトマトで作る野菜スープ
  ズッキーニのサラダ
  花おくらのサラダ

ポークランチャンミートとごうやのチャンプルー


02 September, 2010 カゼクサ?ニワホコリ?

  カゼクサ:イネ科 スズメガヤ属 多年草。近縁で、庭や畑の雑草ニワホコリがある。こちらはカゼクサより小ぶりで優しい。
  このカゼクサの仲間に、エチオピアで主食(粉食)にされるテフがある。
  野原に群生するのはスズメガヤ、子供の頃にこの穂を括って、友だちがひっかかって転ぶのを喜んだ。カゼクサは少し小ぶり、ニワホコリはさらに小さく優しい感じがする。
  よってこの写真は、カゼクサかニワホコリ。

  テフ:イネ科 スズメガヤ属 1年草。穂は散開しない、非常に小さい粒、ウスで脱穀、製粉して食べる。粉食。テフにはグルテンが含まれず、グルテンによるアレルギーを回避するため、これでパンを作ることもある。

キーワード
①人類は、穀物を栽培するときに、多年草より、1年草を選んだ。
②粉こな食の文化と粒つぶ食の文化と、食文化には2通りある。米など粒を好む文化からだけ見ると間違いを犯す。
③「アレルギー回避」など機能性を求めるのは、極めて現代的な食の嗜好で、昔からの、「医食同源」のような食指向とは別物と考えたほうが良い。
 


スズメガヤ科: カゼクサ、テフ
メヒシバ科:  フォニオ、
オヒシバ科:  シコクビエ
チカラシバ科: トウジンビエ

エノコログサ科: アワ
カヤツリグサ科: パピルス


 21 September, 2010 こちらがカゼグサ?
  カゼクサ:イネ科 スズメガヤ属 多年草。

21 October, 2010
 ×20
  ニワホコリの種子、穂
  左の精白米と比較して、なんとも小さい。エチオピアの主要な穀物テフは、このカゼクサ(ニワホコリ)の仲間という。粉にして、ナンやパンのようにして食べると言う。
  穂をしごいて、実を取り出し齧ってみた。たしかにデンプンの味がする。
 

29 September, 2010
  9月下旬のバーコン
  去年まで。終わった野菜をそのまま放っておいて年明けの整理にしていた。
  そうすると、中途半端に採れる野菜が残って、すっきりしない。それで、片っぱしから片付けることにした。皆さんと同じやり方。
  今日は、水ナスを片付けた。昨日までにオクラ、万願寺とうがらしを自家用を除いて終わっている。

  まるで草刈りをしているような様だ。水ナスが日照りのため、固くて巾着ナスになってしまって、お盆頃から、草引きだけになっていたからだ。つまり無駄な作業を繰り返していたと。見るたびに、ひょっとすると、収穫できる水ナスがあるかも、などと色気もでるし、きっぱり、に変えた。

  


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28 September, 2010
  ツルマメ
  ツルマメ:マメ科 ダイズ属 ツル性の1年草。大豆の原種。

  ダイズの原種、ツルマメを探していた。庭草の畑、ハヤトウリの支柱にツルを巻いて登っていた。畑の真ん中だから、どうしてここに?って思う。
  


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25 September, 2010
  食用菊「もってのほか」
  旨いで。

  去年の「もってのほか」→こちら

  食いつきのよいレシピ→もってのほか
  


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25 September, 2010
  ルバーブ
  夏の間、暑さのため枯れていたルバーブ。涼しくなって復活。
  春に採った種を、播かなくては。

  ルバーブのジャムはこちら→ルバーブ

  


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24 September, 2010
  mm中国野菜
  旨い。詳細はまた後で。

  


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21 September, 2010
  パパイア
  去年の今頃は、収穫して販売までしていた。今年は果実が肥大するまでに気温が下がって、収穫できないだろう。

  嘆きのパパイア。  →去年のパパイア

  


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20 September, 2010
  秋ジャガイモと秋玉ねぎ
  販売用にと考えるには、原価が高すぎる。秋から冬に貯蔵用ではない新鮮ジャガイモ、玉ねぎうを食ってみたいと言う食欲が、今育っている。

  



 秋玉ねぎ:春に種を播いて、夏前に小さい球を掘り上げ、8月下旬に植える。

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16 September, 2010


ダイコンサルハムシ補虫器:トイレットペーパーの芯にビニール袋をつけて、細い棒で取り入れる、埒の明かない作業
  どうしたもんか、カブラ・ダイコン
  12日に播いたカブラ・ダイコン、昨日だいぶ発芽して、今日あたり、発芽揃いになるかな。

  どっこい、ダイコンサルハムシがびっしり取りついて胚軸だけになっている。



  真ん中に、とっても小さな幼虫が、、、動く。




 交尾しながら、双葉をかじる。触るとポロンと落ちて仰向けになると、土にまぎれる。

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16 September, 2010
 
  どうしたもんか、アスパラ
  この株はまだいいほう、ほとんど枯れた株が大半。
  さてどうしたものか。積み上げたモミガラの中にたくさんのヨトウムシがいる。枯れたアスパラに食餌跡があるので、茎をかじられたようだ。

  暑さで弱ったところをかじられた、と思う。大量の水を夏場にいるのは、きっと地温をさげるためだろう。
  原産地の南ロシアって、ウクライナから南を云うんだとしたら、夏場は乾燥・冷涼な地帯だと思うから、25℃を超えて雨量の多い日本では、生育限界を簡単に超えるのかも。
 
14 September, 2010
  どうしたもんか、アスパラ
  夏の間に、すっかりアスパラが枯れ上がった。去年より2度高かった夏。水やりを諦めて、枯れるに任せていた。

  とりあえず、枯れたアスパラを取り除くことにした。

  暑さと日照り対策は、水やりと茂った葉の刈り込みなんだが、どっちもほったらかしてこのざまとなった。



  まずは2列、下からアスパラが出ているが、曲がっていたり細かったり。

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12 September, 2010
  ゴンベエが種播き、カラスがほじくる
  カラスか。アリンコパワーだった。カブラの種播きをした。ブルーの粒がそのカブラの種。アリがしがみついている。左下の黒い穴がアリの巣穴。
  1週間ほど前に、整地しておいた地面を種播きのための筋を切って、、、。邪魔なのか、エサと思ったのか、巣穴にいれようとするのか、ペッペと除けようとしているのか。

  覆土する間もなく、アリンコパワーを発揮している。どうりで発芽が揃わないのだ。


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11 September, 2010
  ヤブツルアズキ
  クサツルアズキが実をつけている。あずき同様、下から順に成熟した実は脱落していく。実がこぼれおちる前にサヤごと採らなければいけない。面倒な作物。

ヤブツルアズキ:マメ科 ササゲ属。アズキはササゲの仲間なんだ。

ノアズキの実は平鞘。このHPにノアズキ、ヤブツルアズキ(丸サヤ)を載せているが、どうも混同、入れ違っている。さらにヤブツルーをクサツル、とまで間違っている。

  食用にする豆は
大豆:ダイズ属、インゲン:インゲンマメ属、ササゲ、アズキ:ササゲ属、グリーンピース:エンドウ属、ソラマメ:ソラマメ属、などがある。豆を極める心算。
18 September, 2010


  ヤブツルアズキの出芽。根の上のコブのようなのが、双葉。マメ科の種の特徴は、胚乳が二次的に退化し子葉が大きな場所をとっている。
  その子葉がこのように土にとどまり、養分を上に送る。
  種播きすると、ともすれば、この子葉が根の伸長時に持ち上がる。いたく納得。


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08 September, 2010


  台風9号マーロウ  裏木戸からごめんやっしゃ、
  観測史上初めて、敦賀に上陸したそうだ。正午には長浜市にお邪魔しているそうだ。今、台風の目のまっただ中って、こった。
  どうりで静かなんだ。

  長浜市は湖北の広域合併で、東浅井群と長浜市が合併した。死図が竹、きの元、高月、湖北町、虎姫町、浅井町など、全部まとめて長浜市。


  北極振動とヘロヘロ偏西風。宝石は、敦賀からストンと落ちた。


 マーロウMALOU:宝石、マカオ語

気象庁 台風情報 →こちら(平時は、発表ありませんって表示される)





レーダー・ナウキャスト(降水・雷・竜巻):
  午前12時15分

リンクの表示は、現在時刻になる。

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08 September, 2010

  台風9号マーロウ  その3 早めのお手当、
  今朝5時の発表。豊岡の北西50Km、半径250Km。
湖北を通過するのは、3時以降夕刻。 速さ:30K/時

 朝の収穫は、小雨の時を狙うか。消費者の感覚からしたら、少し荒れた天気、買い物に出かけるのに、ちょっと不便だけど建物の中なら快適、だろう。

 マーロウMALOU:宝石、マカオ語

気象庁 台風情報 →こちら(平時は、発表ありませんって表示される)


  9時になって、これで台風による雨は終わったみたい。さあ、小降りになったら、収穫。


レーダー・ナウキャスト(降水・雷・竜巻):  午前9時10分

リンクの表示は、現在時刻になる。

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07 September, 2010

  HP作成テクニック:コピペしようとしたら、ファイル名が同じと言う。
  台風9号マーロウ  その2 早めのお手当、
  昨日15時の発表から、今朝5時の発表でどう変わったか。

  明日8日朝には、近畿北部に風・雨の影響が出る。と言う事は、①今日中に対策しなければならない。②明日朝の収穫は、出来るかどうか微妙な所、昼の発表で判るだろう。③今の移動速度は15K/時だが、これからどんどん早くなるのが通例。

  過去の予測と、現在の予測。TVの天気予報で現在の予測は見ることができるが、こんな風に、前日の予測と比べたり、あれこれ図を見ながら考えたりはできない。
  台風情報の発表は3時間おき。次は6時になる。しかし、6時の発表で午前中に計画はたてられない、修正するくらい。つまり、午前中は準備の準備、対策箇所を点検して、夕刻の作業をスムーズにすること。

気象庁 台風情報 →こちら(平時は、発表ありませんって表示される)



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06 September, 2010
  台風9号マーロウ
  8日早朝から風が強くなって、夕方まで大風だろうか。

気象庁 台風情報 →こちら(平時は、発表ありませんって表示される)


  農家としては、明日7日中に、補強や倒伏対策を立てねばならぬのか、水曜早朝からやるのか、まあ、明日中にやってしまうことになろう。
  稲作・コシヒカリを作っていると、風と雨による倒伏が心配。長雨にはならないだろうから、すぐ起きるとは思う。


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06 September, 2010
  ツノナスの手入れ、シーズン最後になる
  台風が来るってんで、2mほどの高さで芯を摘んで、紐で固定。
  芯を摘むのは、これ以上さきに花をつけても、10月一杯までにそれが、黄色の実にならないから。なんせ霜に弱く、一回の霜で、黒く霜焼けしてしまう。

  それで、最後の手入れを済ました。
  30本ほどつくっているが、ものになるのは数本、自家用に正月の玄関飾りに使う。


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05 September, 2010
  この夏、毎日スイカを食べた、ぷふぁー
  スイカが豊作で、毎日、二人で一個食べた。30個近く食べたことになる。生まれてこの方、これほどスイカを食べたことはない。子供のころは、「まだ赤いとこ、残ってるでしょが」と、スイカ争奪戦に敗れて、もっと食いてえと思っていた。

  きょうは、スイカの片付で、マルチをめくった。しっかり根が張っている。落ち葉を敷いた土は、すっかり団粒になっている。
  来年も、しっかり食べるぞ、とその前にしっかり作らねば。


7月18日 嘆きのスイカ
5月9日 スイカを植える


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05 September, 2010
  キュウリ、初秋のキュウリが採れ出した。
  若緑地這

  週末、田んぼをバリカンがチョキチョキと走り回っている。春の田植え時と同じように、農家は俄かに忙しい。
  今年から、稲作を止めたおはら野農園は、喧噪の外にいる。自家用分くらいなら作れたが、きっぱり全部止めた。5月から、9月の稲刈りまで、たとえ自家用であれど、費やす時間にそう変わりはない。

  その時間、こまごまと畑作のあれこれに使う。

  地這いキュウリを支柱死立てにしている。秋作のキュウリは、寒くなって終了するが、品種としては地磁場居、バカIME、地面を端う、地面を爬う、這い這い、から学習しなおせ、地這いが気候的に合う。しかし、雌花は子ツル、孫ツルについて、支柱だと上のほうで分枝する。この点をクリアーする育て方が必要になる。
  素直に磁場居、で育てれば、という声もあがるが、それでは、収穫時に探し回って、お手間なことになる。


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02 September, 2010
  メヒシバ ↑  
14 September, 2010


  オヒシバ ↑  
06 September, 2010
  メヒシバ、畑の雑草、手強い
  メヒシバ雌日芝:イネ科 メイシバ属 1年草。畑の雑草、ほふく性、横にランナーのように伸びて、節から根を出す。メイシバとも。
  同属のフォニオは西アフリカのセネガルからチャドにかけて栽培されている。粥、クスクス、パン、ビールなどに供される。極めて小さい粒である。


  オヒシバ雄日芝:イネ科 オヒシバ属 1年草。メヒシバにくらべ、穂も全体もごっつい。同属にシコクビエ(栽培植物)がある。
  トウジンビエ(チカラシバ属)、シコクビエともヒエの名がつくが、ヒエ属とは別。

キーワード
野草、雑草、作物の違い。雑草は野草とは違う。雑草とは:人間が作りだした環境に生ずるもので、人間文化の伝播とともに伝播し、地球上で雑草は常に野草より地理的分布が広いのだ。-「栽培植物と農耕の起源」 p147中尾佐助 岩波新書/1966年




  
22 October, 2010  オヒシバ雄日芝:メヒシバより穂がいかつい。


 14 September, 2010

  チカラシバ ↑
  チカラシバ、畑の雑草、試験管を洗うブラシのような穂をあげる
  チカラシバ:イネ科 チカラシバ属 1年草。株は力強く立ち上がり、大きな株になる。極めて強靭な茎で、引き抜くのは容易ではないが、株元からねじきるようちぎれば退治できる。
  野原のオモチャ、手の平で軽く握ると、穂先に競り上がる、緩めても後戻りしない、遊ぶ。

  トウジンビエ:イネ科 チカラシバ属 一年草。唐人稗。穂
は、ガマの穂のように直立する。粥、パンやクスクスの材料になる。酒の材料にもなる。世界では、雑穀類の50%の生産量を占める。チカラシバと同属、穂の形からは想像できない。

キーワード
クスクス。クスクスについてググッていたら、デュラムセモリナ粉(デュラム小麦を粗引きした粉)に出あった。
  ウキィペディアでは物足りなくて、更にググッても、此処からの丸写しにしか出あわない。

  この方のホームページにたどり着いた。
吉田智彦ホームページ http://www.d1.dion.ne.jp/~tmhk/yosida/yosida.htm
→作物学についての私見  http://www.d1.dion.ne.jp/~tmhk/yosida/gaku.htm#hajime
→作物学ノート 作物各論:麦 コムギ起源,栽培,生産,品種,利用,オオムギ,エンバク,ライムギ,ライコムギhttp://www.d1.dion.ne.jp/~tmhk/yosida/kak_mugi.htm
  クスクスはもともとアフリカの食べ物で、現在では、デンプンを小さな粒に丸めたもので、国によって原材料が違う。とりあえず、今はこれくらいにしておく。
 

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04 September, 2010
  モチアワ もういつでも刈り採れる
  モチアワ:イネ科 エノコログサ属 多年草。?多年草、エノコログサが原種だそうだ。


 エノコログサ、ネコジャラシとも言う

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06 September, 2010
  カヤツリグサ、日本で蚊帳が絶えた今、線香花火って。
  カヤツリグサ:カヤツリグサ科 カヤツリグサ属 一年草。単子葉植物、イネ科と間違えそう。

  小さな子は、線香花火見たいという、蚊帳なんか見たことなければそうだろうなあ。


  カヤツリグサ科には、スゲ属、ワタスゲ属、ホタルイ属などがあり、パピルスはカヤツリグサ属。


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02 September, 2010

 去年のモッテノホカ →こちら
  食用菊 もってのほか  花芽が上がった、
  今年はとんでもない失敗をした。菊は短日で咲く。そこで、夏至を過ぎた7月初旬から中旬にかけて、梅雨の間に、切り戻しをして①枝先は挿し芽で株を増やし、②切り戻した株は適度の高さで花を咲かせる。③そうすることで大きな花を収穫できる。
  収穫の終わった株は、晩秋に切り戻して冬越しをし、年明けに株分け整理をする。これで、7月以降に2倍の作付面積はいるが、予定株数の半分で、11月~6月を過ごせる。作付面積を増やすのは、この応用。

  今年は、7月の切り戻しを、時期を失って出来なかった。失敗。従って脇芽が多くて、多分小さな花しかできないだろう。まあ、小菊採り、ってことにしよう。
  大輪・小輪ってことだ。まあ、都合のいいこと。

  できれば、9月23日のお彼岸の数日前に咲くと、私の都合は良いのだが、そううまくいくわけでもない。


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2,010年8月の記録

  31 July, 2010  カラスウリの花
  8月は収穫月 そして秋冬野菜の種まき
湖北村ばたけ open

大豆の成長
     →こちら



22 August, 2010

  沖縄で育成、「願寿」ごうや
  今年、初めて作ってみた。写真の上に乗ったごうやが「願寿」

肩の張った、濃緑色のごうやができる。ただし今年は、日照りと初期生育不良から、種子カタログにあるような大きなサイズがなかなかできず、250g以下が多い。

  もっと大きな300g前後まで、を作るには先の課題を克服せなばならない。①初期生育を図り、樹勢を確保すること、②水やりをしっかりして果実の肥大を図ること、そんなところだろう。

  下のごうやは「あばし中長」、これで充分だとも思っている。


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22 August, 2010


マキノキ:実がついている。二つに分かれた基部が赤く熟す。それを鳥がついばむ。実が取れ、地上に落ちる。そして生える。
  これを知るのは科学。文化が違うと、そんなことに頓着しない。
  だから、これは、文化との対峙だというのである。
  種を播き、草を引く。日本の農耕、文化
  草刈りをしながら思った。なぜ、かくも草を引いて更地にするのがみんな好きなんだろうかと。日本の気候は、種まきと同時に草が生える。そして草勝りになる。
  野草と雑草は違う。野草は耕さない土地に生え、雑草は人が住み、耕すところに生える。海外から来た雑草は、やはり人の住んでいる所から、日本の人の住む所へ来た。人の分け入ったことのない場所には生えない。
  すると、草引きするのは野草ではなく雑草である事が判る。つまり田畑に、その周りに生えるのは雑草。この雑草と栽培植物が競合する。
  競合する栽培植物を選んだということになる。特に夏作の作物は。なぜなら冬作のアブラナ科の作物は、8~10月の時期を除いて、草引きは少ない。

  いっそのこと、夏作の畑の植相を栽培作物と競合しない雑草に置き換えればいいんだと。結論した。この結論を実行するには、「種まき、草引き」の文化と対峙することになる。ことは、栽培技術や農法ではなく、文化と対峙するんだ。畑から雑草をなくすと、農薬と化学肥料がなけれな、作物は育たない。
  草とともに作物を育てるには、草=雑草を競合しない雑草に置き変えねばならない。これをやろうとすると、「種をまき、草を引く」文化と対峙しなければならなくなる。そう思うようになった。


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20 August, 2010

  草刈り、バーコンのフインにたまった刈りクズ
  もう何回目のローテーションだろうか。

  フインにたまった刈りクズを取り除く。目ずまりしているとエンジンを焼く。しかし、リコイルのついたカバーを外しての作業なんてメンテナンス性が悪いとしかいいようがない。

  家の前の北野、庭草(ここがメイン)、森越と3か所の畑を一日づつ、10日置き。すると6月からこの3カ月、月に9日、合計27日がバーコンによる草刈りに費やされている。もちろんこれ以外にハウスの中や、畝の中の手作業の草刈りもあるので、サバンナ農耕複合の「種まき、草引き」を基本とする農業とまったく変わらん。
  地中海農耕複合とその発展型のヨーロッパタイプと大きな差が出る。箱庭的、園芸農業と言われる、密植集約農業から解放されたいね。生い茂る夏草対策がすべてのように思われる。10日間を1サイクルの農作業として、そのうち3日間の主な仕事が草取りだなんて、なんともはや。

  さて、残りの森越の畑を終えたら、多分エンジンオイルの交換だろう。


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10 August, 2010


  ついでに、葉隠れ。ビジネス書に性懲りもなく現れる。解説本として、三島由紀夫も書いている。これがもっとも醜悪。奈良本辰也の「葉隠 武士道の神髄」の数行がもっとも優れる。

  身体が暴れれた時代、日本には数度ある。その一つ、戦国桃山時代を回顧したのが、葉隠。身体が物狂ってどうしようもなかった、そんな時代に倦んで関ヶ原の戦いがあった。。まあふと我に帰ったんだろう。→
  これが水瓜、中国の野菜
  ググッても出てこない。その味?風味?旨いとしかいいようがない。節瓜・毛瓜かとも思う。

  私を育てた、躾けたというほうがいいかも、爺さんは、こと食事にうるさかった。なにかあると、もう喰うな、片付けろ!と怒っていた。それは食事の作法だった。
  渡りバシをするな、ハシをなめるな、持ち方が悪い。味噌汁のお代わりをするな、主人(主役)がまだ手をつけていないおかずは食べるな。
  食ってまずい、といおうものなら、そこで食事は終わった。「まずければ、黙っておれ!まずくっても手をつけたおかずは最後まで食べろ!」嫌いなおかずは最初から手を付けるな、それは構わん。まずいと口にだしていうのは、旨いと言って食べてる人に失礼だ。」
  小学生だった私は、食いたいがため従った。
  食事中に、膳に出ていない、出ていてもおかずの旨いまずいを云うな、話題にするな、だまっとれ、主人の勧めのまま、食せよ。ハシを持ったまま、しゃべるな。しゃべることがあれば、ハシを置いてからにせよ。口に物をいれてしゃべるな。

  すっかりそんな作法も忘れたが、時々思い出す。旨いものは旨いんであって、まずいものは黙ってしまう。
  後年、恩田杢の日暮硯を読んで、そうだよなあ、食い物をめぐるいざこざは、あと後に引く、と、改めて実感した。匂い、香り、味覚は、言いつくしても云いつくせないものだから。動物的反撥とでもいおうか。

 →そして、平安の江戸時代の幕開け、物狂っていた時代を知る人物が、過去をネジ曲げる風潮に抗した文章が、この「葉隠」。
  稚拙だが、宮本武蔵の「五輪の書」も、同じように読むべし。

  山田風太郎の「婆沙羅」、時代はバサラ、佐々木道誉を描いて秀逸。身体がただ動く時代、どのような解釈も後付けにすぎない、と、山田風太郎はいっているようだ。
  多くの戦争体験が、戦後の体験を伏せたまま、戦後を理解しないいまま戦前、戦中を語るにあって、風太郎だけが、あの時代、冷静だった。この本は、「戦中派不戦日記/山田風太郎」講談社文庫/解説:橋本治を読むべし。橋本治の解説に共感できれば、全てが腑に落ちる。

  歴史学者の奈良本辰也が「物狂う人々」の時代を扱って、学者で無くなっていく、そんな推測もできる。


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09 August, 2010

  庭草の草刈り
  7月31日が前回のバーコン。

左から今日9日のバーコン、エノコログサが見える部分は前回刈り残した(草丈50センチくらいに育っていた)、バーコンの前は7月31日から伸びている(20センチくらい)、右、今日のバーコン、草丈10㎝くらい残す。

  こうして見ると、10日置きに草刈りの入る必要がある。2反の畑で、約3時間。作物に、ギリギリまで寄るために1速で走らねばならない、これに時間がかかるが、まあこんなもんか。

  エノコログサの出穂はコシヒカリより数日早く、穂が上がってから、コシヒカリが出穂してくる。刈り残してイネ科を好むカメムシが他に飛びださなくするか、刈ってしまって、住みかにしないようにするか、刈るタイミングを含め、刈り高を決めねば。


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07 August, 2010

  チゴザサ:イネ科 チゴザサ属 多年草。稚児笹。
                  田んぼの水口など湿地に多い
  多分、来年は見られなくなると思う。笹のような感じ、まっさらの畳表のような奇麗な青。初めてみたライ麦の青に近い。昨年まで稲を作っていた。代かきがヘタなので、水口がどうしても、いつも冠水状態だった。そこに群をなして生えていた。今年も森越の畑(昨年まで水田)の水口に生えている。
  水の中から生えたように立ち上がる。今年も去年の名残なんだろう、水口に生える。乾燥と、草刈りによって来年は見られないかもしれない。
  花は6月から9月というから、ずぼらな私でもこの時期は花穂が上がる前に草刈りをするので、花を見たことはない。今年は見てみたい気もする。7月中旬に2度目の草刈りで、大きく刈り込んだので、無理かもしれないが。

  こんなことを書くのも、「除草剤」や、雑草退治の悪党役にネットでは登場することが多く、さもなくば野草の扱いを受けたりするが、こうして人とのかかわりでこの植物も田んぼに生えている。農家では管理の行き届かない結果として、植物好きには、野山の草として、でも人が眼に留める植物は人との関わりの中で残ってきたんだと思っている。綺麗だと一瞬思えば、草刈り機での刈り込みも手加減してしまうものだ。

  正月飾りなどに使うチゴザサ(シマザサ)は別
  

  4度目のバーコン

6/30、7/8,7/17、そして今日、
森越の畑にバーコンを入れた。

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06 August, 2010

沈黙の春ー生と死の妙薬/レイチェル・カーソン
THE SILENT SPRING/Rachel Carson/1962
新潮文庫/1974
訳者/青樹栄一 文庫本解説/筑波常治
  沈黙の春/レイチェル・カーソン
  


栽培植物と農耕の起源/中尾佐助
岩波新書/1966
  栽培植物と農耕の起源/中尾佐助
  この人の話を、農学・農業の分野の方面から聞くことは少ない。私には、なにかと立ち戻るための大事な一冊になっている。かつての京大学派の一人、大阪府立大農学部の草分け。また大阪市立大とは、原研などを通じて繋がりがある。
 

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05 August, 2010
  ハウスの中、ヒユナ・アカザを激しく食している
  良く見る虫、糞をしながら一生懸命葉を食べている。ハウスの中のヒユナ・アカザの葉がどれもこのようにレースになっている。
  数日前から、増えたなあと思っていたら一気にこのような状態まで進んだ。

  丁度、昨年白菜やキャベツが一気にナノクロムシの進軍にあって全滅したときのようだ。虫たちの生活誌のテーマのようだが、事はハウス内の出来事で、なぜこのようなことになったのか、ハウス内の生態系のバランスがここに向かう理由が知りたい。

  夜に咲くカラスウリの花はメシベがガクの奥深くにあり、スズメがのように夜行性で、口吻が長く、ホバリングしながら蜜を吸う虫しか受精さすことができない。懐中電灯でみると、赤い目をしたスズメガがカラスウリの花に近寄る。「赤目補正」の必要な、赤外線に反応するような眼をしている。
  部分を見ると、判らないことが多く、全体をみると、ん、見えずに見過ごしている事が多い。

  大豆を食していた虫だと思うが、昨日から、葉を巻いてマユを作りだした。こちらも一斉にそうなっていく。誰の仕業か調べて、羽化を阻止せねば次の世代はもっと多くなる。


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01 August, 2010

    ↑撮影 26July, 2010


  ↑01 August, 2010:朝露が降りている。手前の白っぽいのはフラッシュによるハレーション。ムラは霧となった朝露。
  未明に起きる。
  早朝から、米原市病害虫防除協議会が、ラジコンヘリによる薬剤散布がおこなう。夜明けを待って、ハウスのビニールを閉めに行かねばならない。

  晴天だと、ハウスを締め切るのを1時間以内にしないと、トマト・パプリカ・キュウリが死ぬ。さて、私のハウス周りは何時くらいに防除になるんだろう。夜明けから、9時くらいの間を予測するが、さてどうだろう。ハウスで待機していたら、危険だからどいてくれというのだろうか、まさか。

  ホームページの月始めの書き換え更新をしながら、夜明けを待つ。

  ハウスのサイドを閉めた(内部:24℃、外気温23.1度)。ヘリが点検・準備している音が聞こえる。落としたくないもんなあ。1機、1千万円。運航マニュアルでは、緊急時は落とせ、手順も書いてある。しかしなあ、簡単には落とせんよなあ、そう思う。

  7時半頃、周りの防除(薬剤散布)が終わる。実施者から、終わったの連絡もなく、まあそういうもんか。全体の終わりは12時前だったそうだ。

  7時半頃、外気温25.1℃、ハウス内31.5℃。ハウスのサイドを開ける。開けずにほおっておくと、一気に40℃を超える、筈。40℃30分間が限界。
  農薬がかかったかどうかより、「閉める、開ける」が心配なんで、遠ざかったラジコンヘリを見て、ハウスの周りにいた。

  結局、なにも説明しないまま防除協議会は、当日の空中防除を終えた。周辺住民からの要望なんかもこんな風に処理しているんだろうか。


  モチキビの穂につくカメムシ
26July, 2010

360数種いるカメムシの中で、斑点米の主原因となるカメムシは5~6種らしい。この子が何カメムシか、まだ突き止めていない。

  訂正:モチキビ→モチアワ。えらい違い。

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2,010年7月の記録

  01 July, 2010  パパイアを植える
  7月は収穫月
湖北村ばたけ open

大豆の種まきをする
 6月22日~その後、7月6日定植

食いつきのよいレシピ  空芯菜とトマトの炒め物
            タイナスとトマトで作る野菜スープ
          ズッキーニのサラダ



  01 July, 2010  キュウリ しろうま

31July, 2010
  4度目の草刈り、バーコン号
  明日、ラジコンヘリによる農薬散布がある。今回はその前にやっておこうと、庭草に入った。まだ早いかな、と思うが、数日の違いなんでやった。

  刈り込みの高さを一番上にして、10㎝くらいに揃えた。実際には、場所によって高さが変わってしまうが、数センチくらいか、違いは。


      大豆の横の刈り込み→
  大豆の成長につれ離れたところを刈ることになるが、大豆の下は、そんなに草は生えないのでそれでいい。



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30July, 2010
  アイスプラントの種
  アイスプラントの種を採る。黒い種子のようなものに包まれて種子がある。まだまだ熟していない。
  株元はすっかり枯れたようになっている。

  つまり、これは果実で、果皮が黒いのか。


  残した株は越夏するのだろうか、またこの時期の挿し芽はできるのか。この二つが可能なら、これほど楽なことはない。

  試す価値あり。


×20、目盛:1mm

種は1mmに満たない。

果実を半分にカットして覗いた。喰えそうにない。




  この先端を挿し芽できないかな

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29July, 2010


    撮影 26July, 2010
  モチキビが穂を出した。  訂正→ モチアワ松本在来
  この姿をみると、ネコジャラシとの違いを知りたくなる。

エノコログサ(ネコジャラシ):Setania vindis(L) P.Beauv イネ科 エノコログサ属 1年草。粟の原種

モチキビ:
  ちょっと待て。ググると、たくさんヒットする。しかしお目当てのサイトにはたどり着けない。
  イネ科 キビ属 インドが原産といわれるが原種となった野生植物は発見されていない。ウルチ種とモチ種がある。脱粒が激しい。

  私は、栽培植物としてのモチキビ、キビがいかにして栽培植物になったのか、どのような文化的背景を持って日本に伝わったのか、まあ、そんな事を知りたいんだけどなあ。
31July, 2010
    アワだった。
いっしょにエノコログサが茂っている。なら、脱粒しない?


  モチキビの穂につくカメムシ
26July, 2010

360数種いるカメムシの中で、斑点米の原因となるカメムシは5~6種らしい。この子が何カメムシか、まだ突き止めていない。

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27July, 2010


  明日のスイカを採る。一日一個、鼻がヒクヒク、得意そう。
  西瓜割ってみようか  3Kg  その2

  スイカ、割ってみようか。小玉スイカ、これから毎日一個。なんせ、50個名札を付けたそうだ。ムフフ、独り占め。



  庭草の畑に生えたスイカ。去年、となりのシュールさんがスイカを捨てた。カラスがここまで種を運んだのだろう。2株生えている。テニスボールくらいにはなっている。座布団一枚。



  縞模様のスイカが混じっている。ご近所さんがペッペした西瓜の種から育てた。

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26July, 2010





  エンバク:だいぶいろんできた。
  マクワに座布団1枚
  森越の畑にマクワが育っている。黄色くなってきた、ウリバエがゴチになりますと、群がっている。私が食べるんや、あんたらにはやらん、と連れ合いが張りきった。

  マクワにエンバクを丸めて座布団を敷く。株から90センチ位にエンバクを播いてある。敷き藁にするつもりだった、それで座布団を作る。このアイデアは、久々のヒットになった。
  




  入道雲がわき立つ、終わるまでまっていや、と連れ合いは座布団を引く。「喰えば判る」時間が過ぎる。早い話が食い気に誰もがたじろう。














          西の空

後光がさしている、法輪が輝く、そんな訳ない。


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25July, 2010
  西瓜割ってみようか   3.2Kg
  スイカ、割ってみようか。小玉スイカ、来週くらいが熟れ頃なんだが、お試し。

  冷やして、割って、お楽しみはこれから、、、。






          スイカの花

26July, 2010 

プファー、生まれて初めての一人占め。
だってそうでしょ、みんなが集まってガツガッツ、もたもたしてると無くなってしまう。プファー、、

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23July, 2010
  トマトの支柱を補強する
  両サイドに足場管を立てて張った針金でトマトを誘引していたが、重みに耐えず傾いてしまった。

  今年の応急処置として25mm径のパイプを立てて補強する。

鉄棒を40センチ打ち込んだ穴にパイプを挿す。さらにパイプは沈んでいく。この地面は柔らかくなっている。周りが田んぼだから水位は高いのだろう。

  来年はもっと、考えなくては。

足場パイプでトマト支柱を立てる(6月)

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22July, 2010
  ラジコンヘリによる水稲防除が行われる
  県事務所に電話して、県の指針や指導について聞くことにした。

  経過については後ほど。

2010年5月9日の写真→野良日記2010年5月9日


   小麦の防除のためにラジコンヘリが飛ぶ。セブンイレブンの駐車場からパチリ


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21July, 2010
  ジャンボモロッコインゲン
  キュウリと比較してもらう。この大きさで固くない。
  カメムシや他の虫に食われずに、あばたのないすっきりした肌のインゲンにしたいがまだまだカメムシに吸われる。

  もうひとつのインゲンは来週くらいから収穫か。今、実がとまったところ。

  空芯菜

  ようやく収穫方法が判りかけてきた。下葉2~3枚を残し収穫する。ツルになって伸びた茎は切り捨てる。ある程度分枝させて密集させたほうが、葉がこわばらず柔らかい、etc。

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21July, 2010
  信越水ナスとタイナス
  水ナス、3年目の挑戦。皮が柔らかく絞ると水がしたたる、そんな水ナスに挑戦している。小さな時はいいが、少し大きくすると巾着なすになる。

  グリーンベースに白がとても奇麗。ブラジルナスは苦いがこちらはそんなことはない。
  グリーンカレーの材料になる。果肉が硬いので煮物・シチューにぴったり。そして旨い。

  どちらも量産ベースにならない。一日の収量がこれではね。

 タイナス

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19 July, 2010
  ナスの一株をこっぺり平らげた子がいる、誰?
  一株、こっぺり平らげた。一枝を食する子がいるがこのように平らげた子はいない。誰だ。

  フキノメイガは茎の中に住んで、先を枯らす。外からこっぺり平らげることはしない。


 フキノメイガ

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19 July, 2010
  今年のとっておき  自家用
  時期がくれば大きくなるのだ。中国スイカ。去年いただいた中国スイカの種から、育てた。種は十分熟していなかったが、こうして幼果になるまで育った。
  ネットで調べるが、ヒットしない。中国で西瓜として食べられていて、炒めたり、生で食べる。赤肉ではない。

  あと5日くらいか。味?妙なる味というか、芳香良し、口の中で香りがただよう。


 このように草の中にいる

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19 July, 2010
  来年はこれ  自家用
  一人生えのキュウリ、左。ぱっと見、半白が露地のため日焼けしたかと思った。右は半白。
  比べる。全体は半白、緑が全体にのる。半白が黒イボなのに、白イボで、トゲのように尖っている。これは四葉キュウリの特徴。
 
  よって、半白キュウリと四葉キュウリの交雑とみた。食は、半白。


  これはいい、種採りしよう。


      露地一人生えのキュウリ →
       元気だ。

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18 July, 2010
  金太郎マクワ、いろんできたぞ  自家用
  昔懐かしい、金マクワ。岐阜に真桑というところがある。ここで育種された甘い瓜をマクワ瓜と呼ぶようになったそうだ。
  地蔵盆と金太郎マクワ、子供の頃のおやつだった。香りと適度な甘さがこの真桑瓜の売り。ただ、お盆のお供えとしての果物がこのウリの宿命のようで、メロンにくらべ圧倒的に負ける、つまり一向にナウくならない。化石にだんだんなっていくようだ。

  同じように地元人気のトラマクワ。こちらは虎御前山という山が湖北にあってそこで育種されたと聞く。甘さは少なく、漬け物に向く。香りのある漬け物になる。金太郎マクワより高温を要求し、6月になってから作り始める人が多い。従って果物になる前の幼果を食することになるんだろう。

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18 July, 2010
  嘆きのスイカ、  自家用
  長雨と急な夏空に、スイカが悲鳴をあげた。雨で根が弱っているところへこの暑さ。スイカ、マクワなど玉肥大していく果菜が悲鳴をあげている。

  去年は芽も出なかったスイカのリベンジ、とここまで育って、昨年のメロンと同じ結果になるのだろうか。冷蔵庫、空けて待っていやと連れ合いはふれまわった。さてどうなるやら。


  5月9日 スイカを植える

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18 July, 2010
  今日の村ばたけへの納品
  空芯菜、キュウリ、トマト、ナス、、、。もっと数が採れればいいんだが、収穫が出遅れているので、こんなもんだ。

  明確に、「無農薬・無化学肥料で育てた野菜」しか扱わないので、客の選択はその中で欲しい野菜、となる。



湖北村ばたけ →こちら
       アルプラザ長浜1F   土・日曜 水曜開店


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17 July, 2010


:梅雨が明けた伊吹山。森越の畑のバーコン
  梅雨に入って3度目のバーコン
  6月30日、7月8日、そして今日、3度目のバーコン。森越の畑1反5畝の草刈りをする。今日は、庭草の1反も草刈りしたから、大活躍。
  草丈10㎝くらいで刈りこむ。刃も入れ替えてオイルも換えて、絶好調。足踏み式の千歯こきのような感じがするんでバーコン。草刈りならぬ草こぎ。そんな風だ。

  10㎝くらいの高さで刈り込むので、サツマイモの伸びたツルの上をバーコン、バーコン、適当に芽かきしているようなもんだ。

  今日、梅雨が明けた。


 畑まで距離がある、軽トラへ
   畑をシュアーしている。
  通路だけだけど、草刈りしたからね。歩きやすくなったよ。
  私の畑のナスやピーマン、キュウリより立派なんだな、これが。


  風があって汗が乾いていく、はぐれ雲と伊吹山。

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17 July, 2010
  パパイアに花芽があがった。
  遅れた。去年は9日だから、10日遅れか。31日に花が咲いているので、今年は8月に入ってからか。8/8だといいのに、ROCK DAY。

  冬越しさせようと鉢植えで、マキストーブのある家に避寒させたパパイア。他は全部枯れた。もうすこし早く地面に降ろせばよかったんだろうが、順番、順番と言ってるうちに7月になってしまっていた。




去年のパパイア→栽培(野菜別・米)traceabilityパパイア

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16 July, 2010


:手前が信越水ナス、グリーンのタイナス、
    ナスの隣に、半白 
(下はしろうまの巨大)
  もう言い訳できない その6   地きゅうり
  地キュウリ、昔キュウリとも。在来種、各地の農家が、手前種で作り続けている野菜。地方の種苗会社がとり上げて全国区になったものもあるが、量産できないと食味だけでは中々普及しない。漬け物加工会社が大事に守っている品種もある。

くにむら:群馬県六合村(くにむら)で栽培されてきた地きゅうり。
八町:長野県須坂の地きゅうり。
しろうま:長野県白馬村の地キュウリ。

   いづれもとっても旨い。
旨いのはいいが、量産できない、種とりをして来年に備える。デビューは来年。
   短矩で、今では美形と言えないのかも知れないが、とにかく旨い。3種、それぞれ旨さが違うから、凄い。半白や四葉も旨いが、さらに旨い。量産できない、日もちがしないので市場性は低い。  

  くにむらと八町の違い。共に半白系だが、くにむらは白のすじが縦に入る。この写真にはないが、下津井は細い。

  ナスでは、泉州水ナス、滋賀湖南地方の○○ナス(名前を失念)など。このように、漬け物用の水ナスがブレイクしそうだ。固い巾着ナスにするか、皮が薄く柔らかい水ナスにするか、栽培方法で分かれる。

  ナス、万願寺とうがらしなど、ようやく誘引を終えた。


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16 July, 2010
  草の中のコンニャク
  コンニャクのその後。時々、通路の草刈りをする。それで日の目を見る。日陰で育てよ、水を切らすな、ならば隣人の果樹の植わった畑とハウスの間の、一日中日の差し込まないここに植えた。茎の細い、太いは1年物、2年物、3年物とコンニャク芋の大きさによる。3年以上育てたイモからコンニャクを作る。埒の空かない食い物だ。

  何故、こんな物が食えると判ったのか、不思議だ。不思議の謎解きは、根栽文化にある。

  イモを掘って食う、そのイモを栽培する。この文化と、晒してあるいは火入れしてデンプンを取り出す文化と結びついて、イモを掘る、デンプンを取り出すために熱を加える。
  多分いろんな根っこやイモをこうしてデンプンにしたのだろう。サトイモ科のこのコンニャクも、サトイモやタロイモと出あったんだろう。

  ロシアの怪僧ラスプーチンは少々の毒ではけろっとしていて、きつい毒でも下痢と腹痛で済んだそうだ。世界は広い、このような人間が先駆的に食えるかどうか、多分に祈祷師や医者にそのような人間が多かったようだ、確かめていったんだろうとは、私の推察。

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14 July, 2010


:手前が信越水ナス、奥が千両二号(長卵型)
  もう言い訳できない その4   ナス
  定植も遅かった、育つのも遅い。雨の合間に写真した。つい先日、草取りをした。それがここまで伸びている。でも草丈より大きく育ったので、もう大丈夫だろう。

  草生栽培。私は、叢生栽培のほうが似合うと思っている。ただ歯医者業界では叢生は別の意味のようだ。
  乱杭のように入り乱れて草と栽培作物が育ち、群となっている様が言い当てて妙だと思うのだが。人が手を加えるのは、栽培植物が少し優位にすること、だから放任ではない。
  ここでは、ナスが無い間に、ナスが育つ(栽培植物が育つ)草を育てて、土と植物の関係を維持すること。間作をそのような意味で使う。
  それは、人が関与し続ける畑やその辺りの草は、栽培植物との関係でそこに生えている訳で、まったく無縁な関係ではない。
  エンバクとツバメ、これも栽培植物が草をひきつれてやってきたと言える。種に混じって、あるいは人にくっついてやってきた、と。
  だったら、折り合いをつけながらやっていけばいい。
一般的なナスの形は、
長卵型:千両など。長ナス:築陽など、庄屋大長:とっても長い

  それぞれ地方によって好みが分かれる。県境の関ヶ原までいくと築陽のような長ナスが好まれている。

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14 July, 2010


  もう言い訳できない その5   ズッキーニ
  今年はまだ大風がなく、それなりに順調に育ってきた。しかし、この長雨、畑が田んぼとみまがうほどにたっぷり水を含んでいる。
  草が生えているので、それほど帯水していないがそれでも植えたばかりで土がむき出しの大豆の周りは、ずぼっと長靴が沈む。

  多分、週末の天気の回復時にカーと照りつける日差しに、もわーっと畑がわき立って、もうウドンコ病が発生するんではないかと、思う。

  敷き藁は、畑の隅で刈り取ったカヤ。稲わら、ムギワラとまた違った腐食を示す。ウリ科には、排水性の良いムギワラが似合う気もするが、様子を見る。

  ところで。ズッキーニが普及してきたが、だんだん大きくなる、今では20センチ位が主流だ。でも、15センチまでくらいが輪切りにしたときの使い勝手がいいんだが、Kgいくら、で取引されると20㎝になるのかなあ。5センチの違いは目方で倍だからなあ。
  ナスと一緒に炒めて和風にすると20センチだが、そうなんでもピジン化しなくていいのに。
15 July, 2010


  15~18センチが使い良いんだけど、目方で売るなら20センチまで大きくしないとなあ。

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13 July, 2010


四葉:
   
パリパリ、シャキシャキ。でもしおれやすく市場性無し。
   生食、浅漬けに最適。東海漬け物のQちゃん漬けは、中国でこの四葉を作っているらしい。さもありなん。
  もう言い訳できない その3   キュウリ  四葉と半白
  育たない採れない日々。去年にくらべ2週間は収穫が遅れている。例年だとハウスで作るキュウリは最盛期を終え、露地にバトンタッチする頃なのに。
  梅雨明けには、ハウスは暑すぎて、半白や四葉は終わってしまう。
  では、普通のキュウリをハウスと露地で、と、これが、直売所では100均競争になって、作れども作れども金額が上がらないから、私は作らない。4~5本100円では、市場出荷している農家に任せよう。私の農園は量産体制をとっていないから、競争に負ける。

  今日だって、直売所のキュウリとナスはワゴン山積み。

  市場性。収穫して翌日にはしなってくる。つまり流通に2日もかけると持ち味のシャキシャキ、パリパリが無くなる。収穫後、三日以内に食べて欲しい。

  「キュウリのくささがないですね」、これって褒め言葉?。キュウリの変わりに、ニンジン他を入れても同じ。その野菜特有の香り、味を失って「○○のくささが無い」ってのは、おかしい。おかしいけど消費者は買わない。
  買わないので、買ってくれる分だけ作る。
  


半白:
   
昔キュウリ。昔たって、昭和30年代までどの農家だって作っていたはず。今の接ぎ木キュウリを市場と消費者は選んだ。
  これも日もちしないので市場性は低い。

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13 July, 2010


       ↑刃が丸く減る           ↑前後逆にする
  バーコンの爪を入れ替える
  こう雨の日が続くと、さすが雨の日もなにかせねばならない。
  バーコンの爪を入れ替えることにした。オイル交換も兼ねて農機具屋に持ち込む。爪の入れ替えは自分でする。工具が揃っていること工賃を稼ぐことと、何よりも小一時間、バカ話をするため。

  上の軸が回転してブラブラする刃が回転しながら草を木っ端みじんにする。左2個が付け替え前。右2個が前後を入れ替えて新しい刃が手前に来ている。次回は刃の交換になる。
  この刃を研ぐって手もあるが、所詮は鈍器、研いでも左2個のように丸くすり減っているのであまり効果はない。

  前回の取り換えが、昨年6月。32枚16000円也。となると来年の今頃は16000円の出費か。
  ボルト・ナットを全部(16本)ついでに取り換えた。草や土とはげしく擦れるので頭がすり減る。次回の刃交換のときナメってやっかいになる前に交換。

  ウ~ン、切れ味を考えると年2回、刃の入れ替え、か。
  ナットは、Uナット。ゆるみ止め機能付きのナット。


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10 July, 2010
  ナス科大好き ニジュウヤホシテントウ
  タイナスの葉を食するニジュウヤホシテントウ。ナスの葉が大好き。大勢が参加すると葉はレースになる。実を食べだすのも時間の問題。

  いまんとこは、しゃあないで済ましている。



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09 July, 2010
雑誌
「現代農業」2010年8月号
  「現代農業」2010年8月号    作成中
  なかなかこの雑誌を読んだ備忘録が書けない。それで、書きかたを変えた。どのように変えるかは、書きながら考える。

  寝転んで本を読む習慣を子供の頃に身につけた。習字以外の宿題も寝転んでやっていた。最近、連れ合いに指摘された。そんな風に覚えていたら、テストなんか寝転んで受けんと思いだせんのちゃう?と。それで気づいた。暗記ものがからっきし駄目なのは、頭を横にしないと出てこないんや。

  この現代農業も寝転んで、つまり布団の中で読んでいる。こうしてPCの前で、なんとかしょうと思ってもそんな習慣はまるでない。
  未知の体験をしているんだ、今。書けない理由だけ判った。
↓ハヤトウリ。腰の高さで、最初の摘芯。
 ハヤトウリは孫ツルに着果する。
孫ツルはお盆頃から伸び出し花芽を付ける。
それまでに芯摘みをしてツルの長さを短くしておく。
 なんせ10m以上になるから。


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09 July, 2010

↓水ナスの別のカブ。
  花がくっついている
  水ナスの花がくっついている。写真を見失ったからそれは撮り直すが茎が幾本かくっついているのでその上の花がこのようにくっついた。
  去年も、水ナスにこのような花が咲いた。その後、巾着ナスができた。水ナスも巾着ナスも在来種なんで、このような形質を未分化のままもっているんだろうか。

農作業の記録 2009年8月28日 三個一のナス
  このようなキュウリもある。二つの花芽がくっついた。


 ↓茎のくっついたミズナス



16 July, 2010
  そのまま大きくなった

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07 July, 2010
  もう言い訳できない その2
  これが七夕の収穫の全部。

  トマト、ズッキーニ、空芯菜

  これにキュウリ、ミニトマト。とても市場の皆さんにお売りできる量じゃない。

↓ズッキーニ。花と食い頃のズッキーニ

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06 July, 2010
  もう言い訳できない
  これが今朝の収穫の全部。

  左から
四葉すうよう:本葉4枚から成り始めるのが由来。浅漬け、生食。パリパリ、シャキシャキが身上。日持ちせずすぐしおれる市場性の低いキュウリ。

半白ハンシロ:各地に残る地キュウリ。風味良しシャキシャキきゅうり。

白馬しろうま:長野白馬在来。上まで白く、白瓜に近い風味。パリッとした歯触りはこの中で一番。
くにむら:長野在来。半白の幾分グリーンが乗った色合いを愛でる。旨い。

北進:タキイ種苗育成。タキイのベストヒット、夏すずみより作りやすい。

 ↓朝採りキュウリ、樹液がしたたる。

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03 July, 2010


CAMとはベンケイソウ型有機酸合成のことで
Crassulacean Acid Metabolism の略である。
  夜にCO2を取り込み、昼間に還元する光合成の一種
  アイスプラントとツルナの花
         メセン・ブリアンテマMesemBryanthemum属考
  花の業界と食い物の業界は族が違うようで、コモンセンスにも欠ける。もちろん学会という業界も族が違うのでコモンセンスはあっても族際の話は、学会の周辺のお茶会にでも行かないとうかがい知ることはできない。
  できない、が、できる時代になった。ネットカフェという仮想現実では噂話も含めなんでもありとなっている。
  要は横断なり縦断なり、軽やかにスキゾできるかどうかだな、この辺は。

花界 
メセン:Messembrianthemum真昼の花、和語:女仙
ブリアン:Brighten
学界
ブリアン→アイスプラントの別名、学名Mesembryanthemum crystallinum:
      ハナミズキ科 メセンブリアンテマ属
  普通はC3合成するが、塩水(ストレス)を与えるとCAM型光合成をおこなう。
食界
  他界と切り結ぶ力はまだない。薬界を通じて医界に迫るも、まだまだ状態。
 



ツルナ:ハナミズキ科 ツルナ属←守旧的分類
  多肉性のツル性多年草。黄色の花弁に見えるのは顎片

リビングストンデイジー Livingstone daisy
  :ハナミズキ科 ドロテアンツス属
    南アフリカ原産、半耐寒性一年草
Dorotheanthus bellidiformisヒナギク属のような形の・・・・。探検家リビングストンに由来するんだろうか・・・
03 July, 2010

  アイスプラントの種
  黒い種のように見える。この中にとても小さな種が詰まっている。一粒づつ播くのは困難なので、もみほぐしながらバラ播きする。

  乾燥に非常に強いので、下が枯れても追熟するみたい。今年は採り播きで9月に作ってみようと思っている。
 

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02 July, 2010
  Halloweenとトラマクワと、金太郎マクワ
  草と一緒に育てている。


  カボチャの雄花、受粉のために花弁をとってツンツク
  Halloween用のカボチャ ↓

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01 July, 2010
  ツノナスの固定 2回目
  脇芽とりと、支柱へ固定は、背が高く、クネクネ曲がりの少ないツノナスを作るには欠かせない作業。
11 July, 2010  3回目の誘引と芽かき
20 July, 2010  4回目の誘引と芽かき→
    小さな実がとまった、少しづつ大きくなる。
03 August, 2010  5回目の誘引と芽かき
11 August, 2010  6回目の誘引と芽かき
 


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01 July, 2010


  道の駅「伊吹の里 旬彩の森」

  このホームページは5月16日に「本日の伊吹山」をUPしてから更新がない。付属のブログにいたっては去年の8月7日から更新がない。
  POSレジ対応
  絵に描いた大衆化。POPSレジ対応。農家だって近代化、高度情報化社会基盤整備しているんだ。

  世間ですなるPOSレジの機能の通信機能を使って、納品している農家へ売上実績をメール配信するようになった。
  これも農家の女性がケータイを持つようになってメール着信を読めるようになったって事を踏まえての話。これが固定PCに配信しますってことなら、なんのこっちゃ?なんだろうが。多分私のように固定PCにメールで受信するほうが少数派だろう。
  それで、商品に貼る値札を購入するんだが、そのために、このIDについたバーコードで納品者である私を識別するバーコードリーダーが事務所にある。端末に直接入力すればいいのに。

 



  これで、日に3回、定時にメールが届く。届くはずだった。それが定時ではない。POSに集約された戸別、バカIME、勝手に選挙優先モードになっとる、個別データを、端末操作で配信するんだって。全自動じゃないんだ。だから、忙しさと優先度にかまけて、1時間以上の誤差で配信される。プログラムの組み様でどうにでもなる事柄なんだが、民度ラベルの低さがこんなところでも露呈する。
  引き受けたプログラム会社と旬彩担当者の能力に大きく依存して大衆化されるとこんなことになる。

  この旬彩の売り上げ管理は、戸別商品の時間帯売り上げとか、月次のそれを把握している様子はない。POSレジ機能を値札発行に特化して使っていて、その先の発想がない。
  時代はバーコードリーダーとPOS対応レジによるリアルタイム把握にあったって思ってもいないんだろうなあ。
 

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2,010年6月の記録

6月になると、ぼちぼち収穫が始まるのだが、、、今年はまだ無い。



ほぼ苗は植え終わっている。一向に大きくならない。

  畑はどうなってんだ  その4 庭草の畑

  自然農法国際研究開発センターの圃場を見学

  スイカ、ビニールの裾を開ける

  
大豆の種まきをする

  
空芯菜に花が咲いてしまった


  学童保育の子供たちに サツマイモを植える


  畑はどうなってんだ  その1 万願寺とうがらし
                  その2
 アイスプラント
                  その3 キュウリ

  足場パイプでトマト支柱を立てる





 ←夜温が低く、ハウスの中のトマトに水滴。06 June, 2010
 

  モグラの食道を通って隣の田から漏水。そこを通って、ヌマビルがやってきた。この子は血を吸わない。
  続きは→虫たちの生活誌ヌマビル

30 June, 2010
  畑はどうなってんだ、の問いに応えて その4


  6月が終わる、バーコンで草を刈る。まだ草が残っている所に野菜が植わっている。明日から、野菜の株元を刈る。

  ごらんのとおり、収穫は始まっていない。
  支柱がいらない背丈で草に埋もれている。

  オクラなんかは、プファーっと背伸びして草丈より大きくなった。

  去年より2週間以上遅れている。畑はどうなってんのや、の問いに応えるべく、草を刈って、さあ明日からは、見えるようにする。

  収穫なんか、7月末だわ。
   一番手前の草叢、ここにズッキーニがあるはず。草を刈って敷き藁をする。


 
  ヤーコンが草の中から姿を見せた。


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28 June, 2010
 松本へ 自然農法国際研究開発センターへ見学に行って来た
  ライ麦。キャベツ、白菜、大根などの間作にイネ科を作る。

 左の写真、秋播きライ麦の間に夏採りキャベツが植わっている。このライ麦の後には、大根を予定しているそうだ。

  いろいろ聴いた。いたく納得して帰ってきた。
  アブラムシがついたキャベツと奇麗なキャベツ、モンシロが飛んでいるのにアオムシの見当たらないキャベツ。
  モグラとネズミとミミズとキャベツ。

  どれもこれも、イネ科の作物を間作して、、、、、。

  来年の今頃は、The Catcher in the Rye


  キノコ的存在感、的・存在感用法は、的にしろ、存在感にしろ的をぼかし、存在を中空に浮遊させて実在の消失を願う発語者のひ弱さがにじむ。
  から使いたくない。が、キノコはその出現形態からしてそのようなものだから、まあいいか。草生の通路に顕われたキノコ。


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24 June, 2010


 ↑コンニャク
  コンニャクが発芽していた  自家用
  こんにゃく。日陰のじめじめした畑の隅に、イモを植えていた。草に覆われてどこにあるやら、目印のイボ竹を頼りに探り当てた。

  右の写真のように10㎝ほどにょきっと出て、その先で葉が開く。通りで昨年は、この軸を刈ってしまって育たなかったんだ。これでは刈ってしまうわな。発芽を確認したので、ふたたび草の中に埋もれてもらう。乾燥に弱いとか、西日のあたらないところとか、いろいろ言われるが、要はテンナンショウ科の植物なんだからマムシグサが生えている所へ植えればいいのである。
  ただ、畑にマムシグサが生やしていたり、それを刈らずに置いておく人のほうが少ないだろうなあ。

  最近、どこへ何を書いたか判らないことが多くなった。
それで、「おはら野コンニャク」、なんて検索しだした。
  この農作業の記録5月8日い書いてあった。サイト内検索を埋め込むことができるようだが、まだ埋め方を知らない。





マムシグサの写真は
 →おはら野の四季 春ダイジェスト用水

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24 June, 2010
  カーヴォロネロとステックセニョール  自家用
  作ってみた。Covolo nero、黒キャベツ、なるほどと思う風味のある野菜だった。かつお菜や、歯片、バカIME、博多弁、博多菜のようなものか。黄色の花が咲けばカブの仲間でますます似ているようだ。
  甘みばかりで風味の失われていく、今風の野菜に抗するには、このような選択が正しいのかもしれない。
  このカーボロネロをトスカーナで食べれば、もっと柔らかくて風味があるのかも、日本の夏では、葉が固くなりすぎる。

  ステックセニョール、こちらもよろしい。次々芽が上がって軸まで食せて重宝な野菜だ。
  どちらも、食べる前に摘んでくるから、ますますよろしい。キッチンガーデン・屋敷畑の特権だな。


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22 June, 2010
  スイカ、ビニールの裾を開ける  自家用
  ビニールトンネルの中でツルがこんがらがってきた。裾を開けて、手繰り出した。プファーとスイカが息を吸った。

  敷きワラの予定が、雨のためムギワラがまだ手に入らない。それで、モミガラを敷くことにした。除雪車、発進。

  あちこちに冷蔵庫大きく開けて待っていや、と連れ合いが言う。さて、豊作となるだろうか。



  除雪用から爪付きのバケットに、まだ取換えていない。こちらの方が随分と容量がある。

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22 June, 2010  種まき 初日


  大豆の種まきをする
  黒豆と青豆、どちらも美味「現代農業 7月号」に理に適った栽培方法が載っていたので、今年作ってみる。

  マメ科は胚乳が2次的に退化し、子葉が大きくその場所を占める。お豆さんを割った時に大きく2つに分かれるのが子葉。ふ~ん、そうなんや。
  21日は黒豆を播き、今日青豆を播いた。黒豆は1日で、胚軸が膨らんでいる。豆を煮る時に、前日から水に浸しふやかしておくとは、このことだったんだ。
  2回に分けたのは、青豆も同じように播こうと思い立ったのが今日だっただけで、他意はない。

  24 June, 2010  根が伸びてきた




種皮


胚乳



子葉


胚軸

      種子  ウィキペディアから引用
25 June, 2010   種まき 4日目
  大豆の種まきをする   緑化
  根が箱の下まで伸びた。緑化する。胚軸を一日日光にあて光合成を促す。


  右の写真が前、左が一日、日光に当てた結果。
胚軸が赤紫に変わった。

  豆が隠れる程度の土を被せ、子葉が出るのを待つ。
 
 
29 June, 2010  朝     種まき 8日目


  29日の夕刻 まだ挿し芽していない。
さあ明日の朝はどうなってるか。
 
  大豆の種まきをする  挿し芽のタイミング
一日置きで、成長する。タイミングは?
 28 June, 2010 夕刻
 


 26 June, 2010 夕刻

30 June, 2010  種まき 9日目
  大豆の種まきをする  ここまで大きくなった

  これを挿し芽する。伸びた根を切る、本葉を折る。



  伸びすぎているが、これでやる。
  上二本が切り取り前、下が芽を折り切り、根元で切った。




 01 July, 2010


  双葉の付け根から本葉が二枚でている。

①この二枚で、二本仕立てにする。
②断根、緑化で胚軸からも上根を出させ、根を増やす。
03 July, 2010  種まき 12日目
  大豆の種まきをする  挿し芽の途中
  上根が見える。二本の脇芽を一気に育てるために上根を出させる。
  本葉がもう少し展葉したら定植しよう、
 


芯を摘んであるので、その下、双葉の付け根から勢いよく二本の脇芽が出ている。
04 July, 2010  種まき 13日目
 
   大豆の種まきをする  挿し芽の途中
  写真は少し大きい挿し芽を撮ったので、全体は本葉が3枚展開したところ。
  確かに2芽が大きくなる。


            植え時になっているので、準備をした。→

   軽トラとトラクターで踏み固めた通路にかかっている。仕方なく、豆トラで植え幅分を起こした。

  耕したので土が盛り上がっている。溝を切って、底に植える。
この底は固い。耕す前のレベルから5センチ、盛り上がったのが5センチ、合計10㎝ほどの土がフワフワ。
05 July, 2010  種まき 14日目
06 July, 2010  種まき 15日目
 
   大豆の定植  少し苗が大きい
  本葉が展開しきる前に定植するのがよいそうだ。ほとんどの苗が大きすぎる。まあいいか、で植える。


  




  主枝が二本出て、これがぐいぐい大きくなれば、倍の収穫だな。

 
  溝底に、ぐいっと押し固めて植える。播いた種の上を踏んだり、苗を押し込んでまわりを踏み固めたりするのは良くないように思われているが、そんなことはない。
  水はけさえよければ、このように溝底植えは、乾燥に強く、この後の土寄せも楽で、私は気に行っている。

08 July, 2010  種まき 17日目
 
   大豆の定植  三日目
  植えた時に苗の大きさにバラツキがあるので、大きさはさておいて、葉色。一気に濃くなった。植えた日の夜に雨があったきり、水は与えていない。溝底植えの威力かな。

  元肥なしで、スタート、その後の葉色で、肥料をくれてやろうと思っているが、当分不用みたい。
 
 
18 July, 2010  定植後 12日目(種まきから27日目)
 
  大豆の定植  12日目
  確かに、二本の主枝が育っている。種まき後9日目に断根・摘芯している。この時のバラツキをなくすことが大事かな。


  土寄せの適期になっている。数日の間に土寄せが必要だ。
 
20 July, 2010  定植後 14日目(種まきから29日目)
 
  大豆の定植  土寄せ
  2倍増収を目指して、力が入る。水をやろうか、どうしようか。船底植えの威力か、さほど土が乾いている様子もないので、見送る。
 


  農薬を使っていないので、当たり前のように虫が歯を食したり、齧ったりしている。
31 July, 2010  定植後 25日目(種まきから40日目)
 
  大豆に花芽があがる
  確かに株が2本あがって、それぞれ花芽があがった。
 
 
13 August, 2010  定植後 38日目(種まきから53日目)
 
  大豆の花、少し前から咲いていたと思う
  大豆の花、芯を摘んでいるので、2本の主枝になっている。主枝から出た葉の付け根から花芽があがり、花を咲かせながら立ちあがっていく、奇麗だ。
 
15 August, 2010 

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19 June, 2010
  空芯菜に花が咲いてしまった  自家用
  空芯菜。ヒルガオ科 サツマイモ属、サツマイモに近い中国野菜。

  サツマイモのイモ軸より旨い。

  花が咲いてしまった。仕方ないか、自家用だから。

  炒めてもシャキシャキしていて、中国で重宝されるのが判る。もっと細葉や、ツルになる空芯菜もある。


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19 June, 2010


  このあと、株元の脇芽を取る。その後も次々上がる脇芽を取って、一本立ちにする。
  ツノナスに支柱を立てる 自家用
  ツノナス。ナス科 フォックスエッグとも。

  数年前から、正月の玄関飾りのために作る。水なしで活ける。11月から2月まで玄関を飾る。今年は欲をかいて30株植えた。

  花が咲くまで肥料をやらない。節間が短くなってボリュームが出る。花実をたくさんつけるために脇芽をせっせと取る。台風や大風でこけぬように支柱を立て、ギブスのように紐で固めて枝がまっすぐに仕立てる。

  まあそんなもんで、30株のうち20株も物になるかならぬか。

  大きな壺、中に石なぞを入れて重心を低くする。水はいらない。この写真は3本ほど入っている。


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18 June, 2010
  畑はどうなってんだ、の問いに応えて その3
  キュウリが採れ始めている。下から10節くらいの脇芽、キュウリはかき取ってしまうのが普通だが、今年は生らせている。伸びないままずんぐりや、曲がりキュウリばかりが採れる。そんなもんだ。
  来週末のは、食べていただけるキュウリが採れるだろう。

  そのこととは関係ないが、上を向いたまま花が終わるキュウリが多い。今から下を向くのかと、問うが返事がない。


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17 June, 2010
  学童保育のこどもたちに  サツマイモを植える
  この2畝は、学童保育の子供たちがイモ掘りに来る。そのために植える。

  ←2節を斜め植えする。電子レンジでチンするサイズの収穫を狙う。
  約80株、大半を彼らに提供する。他には玉ねぎ・ジャガイモ・カボチャ。おはら野が提供するレシピ「食い付きの良い・・・」と言うキャッチはその先生が言った、その言葉を頂いた。


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15 June, 2010
  自家用の野菜  ゴマ  パパイア
  セサミストーリーのほうが先に思いつく。人気はクッキーモンスター。

  ←本葉が出たゴマ           パパイア


     パパイアは3種種まきをした。
       その1。正月に食べたパパイアの種から、フィリッピン産
         おはら野の四季冬、池も凍てつく元旦
       その2。昨年の採り種、
       その3。台農2号


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14 June, 2010

  畑はどうなってんだ、の問いに応えて その2
  ハウスで作っているアイスプラント。十分な量が確保できないので「旬彩」と醒井水の宿駅の二か所で限定販売。

  5月下旬から、もうじき終了。

  ←道の駅「伊吹の里 旬彩の森」の店頭   青梅は特産 



    珍しいかして、試食をつけると売れる

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12 June, 2010


  ようやく土寄せしたナス。5月に植えたママの大きさ。

  5月の平均気温が昨年より1℃低かった。平均で1℃は大きい。
  畑はどうなってんだ、の問いに応えて  その1
  さっぱりでんな。あきまへんわ。どないなってんかわ、おてんとうさんに聴いとくんなはれ。

  明日から梅雨という。その前に、つまり乾いた土のうちに土寄せ、追肥をと思い3列片付けた。

  硫安を入れ、ワケギを入れ、明日からの雨を待つ。ワケギは効果があったのかなかったのかまだ定かではないが、昨年、モグラの食道に悩まされた畝と、食道にワケギの球根を入れたらぴたっと来なくなったので、試す場所を増やすことにした。



  万願寺とうがらしの横にワケギ。成果はこの梅雨の間に判るだろう。




  スズメノカタビラに隠れる万願寺とうがらし

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10 June, 2010


  足場パイプは便利なもので、ホームセンターに行けば、パイプを始め、必要な部材がいつでも揃っている。農業施設用のそれは、合理的で便利なのかもしれないが思いついた時に即できないし、追加や変更のために部材を取り寄せたりと、私のように思い付きで仕事をする者には不便。
計画通りには出来上がらなかった、トマトの支柱
  足場パイプを打ち込む。コンクリートハツリの振動を利用して80~90センチ打ち込む。先のアタッチメントは特注。
  パイプの切断は切断砥石。直交ジョイントのボルト・ナットはインパクト・ドリルドライバー。

  ハウス用の井戸掘りとハウス内の水廻り工事の時に、同じ溝に100V電気工事の配線だけ埋め込んである。
 水廻り工事といっても水栓だけ立ち上げて貰っておいて、後は自分でやる。

  それで、うまくいったか。もくろみと現実は違った。


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2,010年5月の記録

初夏 5月  畑が賑やかになる。
  畑は野菜と人で賑やかになる。日が長くなって、畑に人が多くなる。

次々苗を植えている

オクラのタネ播き

 ←梨の花
 

24 May, 2010
雨あがりの伊吹山
  昨日からの風雨が、昼には上がって、ハウスも無事だったしアスパラもなんとか倒れずに済んだ。

  トウモロコシの雄花が花粉を飛ばしている、下には雌花が穂をあげた。ハウスの中は風がないので、花粉が葉に一杯付いた。なるほど、風媒花はしっていたが、こんなに大量に花粉を出すんだ。
  ←小学校の体験学習、の田。雨で苗がアップアップしている。


  ハウスの中のトウモロコシ 

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19 May, 2010



  ハウスの中の野菜のあれこれ


↑アイスプラント            ↑リーフレタス
 ハウスを少し整理整頓
  終日雨、植えた苗のポットの片付け。入口に積み上がってきた。もう来年まで使わないポットが出てくるので、洗って片付ける。病原菌などが付いているといけないから使いまわしはいけないと言うし、@1円ほどなどで廃棄してもいいんだが、捨てると産廃処理だしひと夏も過ぎればまあいいか、で来年に残す。
  それでも苗売りをしたり、形が崩れたりで、今年も1000個ほどは買う。

  以前はカラーポットを使ったりして一目瞭然の管理をしたが、カラーが付いているだけで、数倍の価格がするし、日に焼けて2ヶ月ほどで、パリパリに劣化して即廃棄になって産廃処理することになる、これも溜まるまでゴミ
箱を占領するのでかなわん。それで使わんようにした。いまあるわずかのカラーポットもいずれなくなる。
  ←発芽しなかったハヤトウリの中を覗いた。

  果肉の中に種子が残っていて、発芽がはじまっていた。

 ↓アロエの花:アロエヨーグルトが旨かった


←レタス

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08 May, 2010
 次々苗を植えている
  ついに、耕さずに苗を植えることにした。

  簡単だ。植え穴だけ作ってそこへ苗を差し込む。周りの草は冬・春草なので枯れ草マルチにする。

  コンニャク(写真)、ナス、水ナス、タイナス、白ナス、ピーマン、万願寺とうがらし、ツノナス、ズッキーニ。

  実は去年、丁寧に畝を作って草マルチして、給食センターから出た堆肥を埋めた。そうしたら、その畝にミミズが大量に湧いた。そのミミズをめがけてモグラがトンネルを掘った。おかげで、ナスはいつまでも根を下ろせずすっかり生育が止まり、難儀した。
 


  来週、5月13、14日と、早朝7℃前後に冷え込むと気象台の予報。

  彦根市の予報なので、このおはら野では2度は低い。すると、水霜の心配が出る。毎年、この時期には一度はそんな日があるので、対策が必要になる。注意しても仕方ない、対策が必要なのだ。
14 May, 2010
 
 押し切り、切り藁
  時代物を取り出してきた。古民家・昭和レトロ、古代農具、バアタレなんとでも言え、こちとら昭和現役だい。

  トマトのマルチに藁を敷こう、なら切りワラだ。と持ち出した。左手にワラを置く、下はローラーになっていて、ワラがコロコロと進む。山口県、小林製作所謹製。
  ローテク、スローワーク、昭和レトロ、レトロは余分だ、長いまま敷くとハウスの中では腐らないだろうから稲わらは始末しにくい。ならば切って使おう。

 
09 May, 2010
 
   スイカを植える
  スイカはリベンジ。昨年は芽も出なかった。それで今年は芽が出て苗が育ったので、15株植えた。
  株の下に落ち葉を埋めて、黒マルチをして、ビニールトンネルを被せた。スイカもメロンも西方から来た。タリバンとアメリカ支配から解放されることを願って、スイカを育てる。
  前日の雨で湿った植え床に、更に植え穴にたっぷり水をくれて、ポット3分の1が見えるように、浅く植える。
  この3~4日の気温の上昇で、6枚ほどが展葉しと徒長気味なので、予定より数日早い、定植になった。


  落ち葉の踏み込みは→ 軽トラ一杯の落ち葉③
 

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17 May, 2010
 
オクラのタネ播き②  双葉
  数日前から双葉が出た。遅れの原因は気温だと思う。

  去年の根巻きしたまま大きくなったオクラの株、これでは十分根が張らず駄目だろうなあと、直播きに切り替えた。
  植えた時のポットの直径のまま、ぐるぐるととぐろを巻いている。これじゃあね。
 
 

10 May, 2010
04 May, 2010
 オクラのタネ播き
  毎年、ポットにタネ播きして苗を植えていた。今年から種を直播きすることにした。それで、芽出ししてから種まきをする。

  オクラ:Okra アオイ科トロロアオイ属、アフリカ北東部原産(エチオピア説が有力)、熱帯では多年草。雨季と乾季のはっきりしたサバンナ・ステップが生育適地。10℃以下で生育が止まり、霜で枯死する。

  種子は固く、十分吸水しないと発芽しない。雨季の到来で発芽し、乾季で大きく育つ。発芽には高温と水が必要だが、地中深く伸びた直根が水を吸う。
  ポットで育苗する場合、この直根が底の穴から出る前に定植しないと、根が下に伸びずその後の生育に支障をきたす。
  十分な水を定植時に与えた他は、過湿は生育を阻害する。夜温10度以上、日中20℃以上で育てる。過度の水やりは根元を溶かし枯れる。
 


  20センチ位の幅で草をむしって、底に水をたっぷりくれてやった。そこへ種を落として、土を被せる。終わり。

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2,010年4月の記録
 
01 April, 2010
することが一杯の春 4月
  ハウスの中では、トマトがここまで大きくなった。
  桃太郎。ハウスの準備が遅れている、中旬には定植できるようにビニールを張らねば。


ハウスにトマトを定植する

軽トラ一杯の落ち葉

こんなタンポポを見つけた

草刈りがはじまった

アスパラの収穫

「戸別所得補償モデル対策」加入申請を済ませる
 

26 April, 2010
 一足お先に、「戸別所得補償モデル対策」加入申請を済ませる
  農家の「戸別所得補償モデル対策」への加入申請をすましてきた。滋賀県の申請窓口、農林水産省近畿農政局滋賀農政事務所 地域第二課(米原庁舎)へ出向いて相談をし、受付受理してもらった。
  これで、雑事に煩わされることなく、極めてニュートラルな対応をしてもらえるだろう。

  農協経由で、申請をすることも出来るが拒否した。自分のことは自分でする。

詳細、顛末はおいおい書いていく。雑事とはなにか、なぜニュートラルなのか。

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21 April, 2010
 ハウスにトマトを定植する①
  遅れに遅れたビニール張り、待ちきれない!と定植した。
  雨ざらしになっていたが、草が何度も生い茂り、マルチになってふかふかの土。耕さずにそのまま植える。
  無肥料、無農薬。点滴チューブは10㎝ピッチの水耕ベッドイチゴ用。

  苗は例年より2週間遅れの定植なので、肥料切れで葉が黄色くなっている。でもこれくらいがちょうどよい。植えて3日もすれば葉色が出る。

  株間45㎝、畝幅(通路を含めて)2mほど。ピンクの紐は田植え用の道糸100m。これを25mに切って、30㎝おきにマーキング。
  このマーキングで、30、15,20、45、60、90㎝の間隔が簡単。ポットをポイポイと置いていける。植え穴を掘って、落とす。どの道伸びてくれば5~10㎝のずれなんて気にならない。根元は等間隔なんだし。根張り優先。



長さ22m、
間口4間(7.2m)に4畝、内1畝は別

  白く光っているのは、点滴チューブから出た水。耕していないので、すぐにはしみこまない。

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18 April, 2010
 軽トラ一杯の落ち葉③
  軽トラ一杯の落ち葉。この冬、落ち葉を集めて踏み込み温床を作った。その時気づいた。何も秋の落ち葉でなくていいではないか。

  集められるときに、集めておけばいいではないか。畑の隅に積んで堆肥にするのも、落ち葉の積もったところで堆肥にしつつ、手のあいたときに動かせばいいんだと。

  この落ち葉は、西瓜を植える予定のところへ埋める、マルチする二本立てでやってみる。

24 April, 2010
 西瓜を作る予定の畝に落ち葉を入れた。
  西瓜はメロンと同じ西アジア原産のようだ。メロンはアフガニスタンに限るとは藤原新也だが、雨季のはじまりのどっと降る雨で発芽し、寒暖の激しい乾季に向かって成熟する。としたら登熟期の急激な水分要求に応える根張りと豊富な地下水が、メロンにとってどれほど重要かと、思われる。

  どこまで根を育てるか、地表面の乾燥に比べて地下水まで到達した根が最後に踏ん張れるか。雨季(梅雨)に向かって成長するメロン・西瓜の根を育てること、湿度の高い梅雨、梅雨明けに上根になっていないこと。
  2年目の挑戦。



たっぷり雨水を含んだ落ち葉なので、水を加えず踏み込んだ。 
24 April, 2010

  埋め戻し。除雪機を使ってあっけなく終わる。
  幅スコップ2つ、深さスコップ2回。この当たりは体力と相談。
  整地は必要ないので、荒く埋め戻せばよい。上をクローラで往復して鎮圧。落ち葉を持ちこんだり、機械を入れたりの手順さえ考えておけば、造作もない。課題はスコップでの溝掘り。これがきつい、連れ合いの仕事になった。感謝。
 


 除雪機8馬力、80万円。ユンボの中古のほうが良かったか?今でも迷っている。軽トラに乗せることを優先した。

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16 April, 2010
 
 こんなタンポポを見つけた
  何本もの茎が一つになって、花が巨大に見える。普段から除草剤をかけ続けている、某畑。多年草だから、なんらかの変異を起こしたように思えるが、実証されないと言い張る人が当然出てくるでしょう。

  続きは→おはら野の草花タンポポ


15 April, 2010
 草刈りがはじまった
  ホトケノザ、トウダイグサ、オオイヌノフグリ、ハコベなどなど、春草の絨毯が左の様に刈りこまれた。ロータリーハンマーナイフモアで刈りこむ。
  芝刈り機のようなものだと。これから秋まで、この機械が大活躍する。この機械で耕さない、草引きをしない農業が出来る、が大げさではないことを実感できる。


  白く見える畝は、モミガラを積んだアスパラ。
 13 April, 2010
25 April, 2010
 先日の続き。
  大根や白菜、カブラなど冬野菜を刈ってしまう。このままトラクターや管理機はかけない。
  植え穴を掘って、苗を植えていく。ロータリーハンマーナイフ・モアは、草や残滓を木っ端みじんに粉砕しているので、そのままマルチ堆肥になる。鋤きこむと、ガスが出たりモグラのトンネルが出来る。

  刈り幅の60センチが通路幅になる。この幅を確保しておかないと後で、手で草引きをする羽目になる。作物が茂ってくると下草もそう手ごわくなくなるので、それまで何度もハンマーナイフ・モアのお世話になる。

  ここは、ナス、オクラ、ズッキーニなどの予定。
 
14 April, 2010
 来週くらいにアイスプラントを植える畝にカビがはえた。
  植え床に溝を切って、枯れ草を積む。コヌカを入れて水をかける。すぐにカビが出た。

 先に植えたトウモロコシにはキノコがニョキニョキ出ているから、発酵するとは、このような現象なのだろう。



×20  白いカビ、クモの巣カビだと思う。

29 April, 2010
遅れるアスパラ、揃わない
  青い棒、30㎝。黒の印は5センチ。これで30㎝を超えたアスパラとなる。曲がりが強いのや、細いのは早めに切って自家用。販売にはださない。
  これ以上長くすると、可食部は25センチくらいなので不経済。22センチ以下を切るとボリュームがでない。

  根元から切って30㎝、包装の時、頭から揃えて25センチ。
  可食部25センチのアスパラが揃う。後は太さを揃える。


  寒い日がいつまでも続いたので、曲がりや先細りのアスパラが多く、販売用にはまだならない。連休には納品できると思っていたが無理かな。
 

13 April, 2010
 来週くらいからアスパラの収穫
  昨年植えたアスパラが芽を出した。モミガラと枯れ草を積んだらホワイトになった。自家用に食してみよう。

  霜が降りる日があるので、先細り、曲がりなど販売用にはならない。気温が安定するだろう来週からなんとかなるだろう。
  本格には5月連休まで待たねば。
 
23 April, 2010
  来週くらいから収穫と思っていたが、駄目。連休まで、すっきりアスパラは無理だろう。

   明日から寒くなるという。霜が降りるとか。頭が霜焼けしそうなので、早めに採った。まだ、寒いので、細かったり、太くて短いのに固かったり、商品にならない。

  根元から30㎝の物を、太くても細くても曲がっていても、収穫する。
そして、25センチで切る。するとだいたい全部が可食部になる。

  写真のように、25センチで収穫したのは、霜焼けするとどのみちおいしい所が食べられないから。
 
26 April, 2010
 
 アスパラの霜焼け、
  25、26日の霜で溶けたアスパラ。組織が壊死して回復することはない。芽を出したアスパラがすべてこうなるんじゃあなくて、タイミングのようなもので、組織がある程度固くなったものは霜焼けから免れる。

  先のみがやられるもの、下から駄目なものいろいろだ、全部収穫して、食えない物は捨てる。残しても次の芽が上がるのに邪魔。

  同じ日、芽が出たばかりのジャガイモもやられた。こちらは次の芽がどんどん上がるから、まあいいか。

  5月中旬まで、水霜という零下にならずに霜が降りたような現象もそうなんだが、夜半から2~5℃位が続いて明け方に0度前後だとそうなる。氷温とでもいおうか。
 



















































































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2,010年3月の記録
 
02 March, 2010
することが一杯の春 
ナス、トマト、パプリカなどナス科から始まった種まきが花やキュウリ、ブロッコリーなどいろいろ播くことになる。
  ハウスの中が賑やかになるその前にアブラムシがもってのほかについた。一足早いハウスなので、さもあらん。が、虫たちの春でもある。

ようやく入れたトラクター

  これだけで3月が終わってしまった。ジャガイモを植えたり、なんやかやはしたが、どれも自家用の仕事だった。
  販売用の野菜は、タネまきとポット上げなんかだが、個別の栽培履歴に載せる予定なのでここには載せなかった。
  言い訳をいくつかして、4月に入る。
 

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  食べごろのホウレンソウ 
  3月に入ってグングン大きくなった。
  写真を失った。復活させる元気がないので、別の写真を、最後のホウレンソウ、載せて埋め合わせしよう。   

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27 March, 2010
 
  ようやく入れたトラクター 
  3月に入って、畑の準備をと思っていたがぬかるむ畑に躊躇していた。
ジャガイモを植えねば、植えねば、例年だとお彼岸を目安にするんだが、すっかり遅れた。

  微風、薄日、明日はまたぐずぐずみたいなので思い切って耕した。10センチばかり草を浮かせる位にロータリー耕、植える日に畝を作りながら乾いた草を取り除く。

  一番近くに寄ってきて虫をついばむのはセグロセキレイ、めまぐるしく走り回るのがモズ。カラスはバッサバッサと羽音を立てて我が思うまま。春なんだと思う、つがいでエサ捕りをしている。
  畑の隅に生えているノカンゾウ 

  藪カンゾウともいう。軽く茹でて酢味噌で食する。春の日差しがまだきつくならぬこの時期ならではの風味。

スゲの仲間:スゲの笠のスゲの材料。秋この葉が枯れてススキ状態になったころに刈り取って使う。ススキやヨシのように堆肥の材料にもなる。

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 2010年2月の記録

  さて何から始めたものやら
            雪は減った。2月になった。
種まきがはじまった
踏み込み温床を作る②  (①は2009.12月冬                  支度&温床)
ワケギのスプラウト
味噌を仕込む
コンニャクを作る
「自然農法」の種を買う

  先人の足跡を追って、 


雪掘りの跡。
この白菜がうまい、大根・カブラが旨い。

 25 February, 2010
  種まきがはじまった
  まずはナス科から。ナス・ピーマン・トマト、その他いろいろ。

  隣につくった踏み込み温床がまだ発熱しないので、急きょ電熱線を張る。写真を忘れた、結果だけ。

  古い土をかき混ぜ、モミガラを足す。温床線(電熱線)を張る。
  その上に軽く土を被せる。
    それぞれの段階でわりと丁寧に水をたっぷり含ませる。
  平らにならして、仕上がり。

  128穴セルトレイに種を播く。種播き培土を入れたトレイに水をくれる。
  下の穴から、水がプファーと泡と一緒にでてくるまで丁寧に、、。
そして播く

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 24 February, 2010   何年振りか?水仙をハチ上げした。 
  毎年、時期が来ると忘れてしまう。黄色い水仙が畑に野生化している。これを移植しようと思っているが、なかなか時期に思い出せないでいる。
  花が咲き終わって、葉が枯れる頃、この頃がもっとも球根が充実している。気づいた時は葉がなくどこに植わっていたか判らない。

  その次の時期が、今。葉が上がってきた今が掘りやすい。ただそれを地植えするわけにいかないのでハチに植える。花は少し小さくなるが、花が終わったら予定の場所にそのまますっぽり植える。

  もう二十年以上植えっぱなしなので、球根はすっかり下にもぐっている。毎年掘り起こして乾燥させて貯蔵するのはこのためである。二十年以上前なのは、この水仙は一人生えではない、ばあさんが水仙の球根を売るために育てていたからだ。減反政策がはじまって商品作物の栽培を試行錯誤していた頃に、農水省と農協の指導の元始めたが、結末は各地で行われた減反作物と一緒で、失敗に終わった。
  終わってしまったが、ばあさんは田んぼの小畑にその球根を植え、毎年愛でることにした。その名残である。田んぼを継いだ私は、毎年減っていく水仙が寂しいので、「復活」を目論むが先のとおり毎年、時期を失している。思い出した時くらいはこうしてハチに上げ愛でる。

  このような事まで農作業というのかと尋ねられても困る。農政によって打ち捨てられた水仙であっても、野に愛でる人が絶えないかぎり、農作業だと強弁してみたくなる。

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23 February, 2010
   虫なんかもいる。
  踏み込み温床を作る。続き 
  今日、また軽トラ1杯の落ち葉を拾う。だんだん賢くなってきた。溝に溜まった落ち葉は堆肥になりつつある。敷き重なった葉が水を含み重いが押し固まってもいるので扱いやすい。
  今回の軽トラ1杯は前回の3回分位の量になった。

今までの分を踏みこんでモミガラを被せる、その上に敷く団栗なんぞが芽を出していた。


  見とれていたりして仕事が進まない。そうこうしているといつの間にか積み上がっている。

  春を思わせる陽気で、暑い。

  水を撒きながらどんどん踏み込む。

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 18 February, 2010   ワケギのスプラウトを作るのだ。 
  近頃はモヤシと言わずスプラウトと言うそうだ。家の畑に1列ワケギが植わっている。わずかばかりのワケギをもらって、植えていた。分け葱というくらいどんどん分球して今では道路に沿って1列になった。ビン缶が投げ込まれる道路沿いに食い物を植えるのも癪なので、緑のきれいなワケギにした。成長が早くて、食べて旨い旬がホントに短い。
  ならば、流行りのスプラウトにしよう、モミをかけて軟弱に伸ばすのだ、黄色に伸びたワケギを食するのだ。写真のように芽が出たタイミングでモミをかける。早くにしておいてもいいんだが、食いたい時にしか思い出さないし、そのタイミングは1週間と無い。
  年末にモミを被せて、2月下旬から食する。この年末にが出来なくて、雪に埋もれてようやく雪解けとともに芽が出た、今しかモミを被せるタイミングは無い。

  ムフフ、スプラウトなのだ。乞うご期待。
28 February, 2010  ワケギのスプラウトでございます

  
10日でできた。    続きは →食いつきのよいレシピ →ワケギのスプラウト

  

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06 February, 2010
 味噌を作る  

  茹でたマメをミルですり潰す。
  すりつぶしたマメに米こうじを同量混ぜる
この時にアメ:マメの茹で汁を加える。
  続きは→ 味噌を作る


  混ぜる。マメ一升、米一升共に乾量、荒塩五合。メートル法は無視する。

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05 February, 2010  暮れにコンニャクを作ったが、再度挑戦
コンニャク芋を茹でる、4年物、400g位をざく切りにする。
②茹であがったイモをミキサーでつぶす。この水加減が仕上がりを決める。
③暫く寝かすと固まってくるので、水酸化カルシュウム:凝固材、食品添加物を加えて良くかき混ぜる。
④型に入れ、よく空気を抜く。一晩置く。
 
      昔は、水酸化カルシュームではなく石灰を使った。
      型に入れず、ダンゴにしてもよい。
   
   
  型から出して、適当な大きさに切って茹でる。茹であがったら刺身にして食す、美味。
  ミキサーでつぶすときに、ニンジンなど野菜加えると、赤や緑に発色する。
   冷蔵庫で1週間くらい持つ。


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04 February, 2010
  さて何から始めたものやら、、、。そんな心配はいらなかった。
  種が届いた。自然農法の種。自家採取の種が多い。
  今の品種改良された種、市販の種のほとんどがそうだ、は化学肥料と農薬を使うことを前提に開発育種されたものが多い。病気や虫に犯されないように改良し、化学肥料を施して育てるように改良されている。

  従って、新しい肥料・今までの農薬に耐性を持った菌とのいたちごっこと言ってはいいすぎだろうか。
  病院の院内感染、薬漬けの医療、健康食品、それを上回る医薬品の開発、健康食品の開発、良く似たもののように思える。

(財)自然農法国際研究開発センター研究部育種課
       http://www.janis.or.jp/users/infrc/seedservice/index.html

  さくやからの雪で、畑はまた雪に埋もれてしまった。

  さて、何から始めたものやら。鴨にパンの耳をあげた。やっちゃいけないルールに変わったが、お構いなし。


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 2010年1月の記録





2010年01月01日 米原(マイバラ)
時刻 気温 降水量 風向 風速 日照時間 積雪深
mm 16方位 m/s h cm
1 -1.6 1.0 3   15
2 -1.2 1.5 東南東 3   16
3 -1.6 2.0 4   19
4 -1.4 1.5 北北西 2 0.0 22
5 -2.6 1.5 南東 4 0.0 23
6 -2.3 1.0 3 0.0 25
7 -2.5 2.5 南南東 5 0.0 30
8 -2.7 0.5 南南東 4 0.0 32
9 -1.9 1.0 南東 5 0.0 38
10 -1.0 1.5 2 0.0 40
11 -0.4 0.0 北北西 5 0.0 38
12 0.5 0.0 北北西 5 0.0 38
13 0.2 0.0 北北東 4 0.0 37
14 0.3 0.0 4 0.0 36
15 0.6 0.0 北東 3 0.0 35
16 1.4 0.0 北北東 3 0.0 34
17 -0.1 0.5 北東 4 0.0 34
18 0.0 1.0 北北西 5 0.0 36
19 -0.1 1.5 東南東 3 0.0 39
20 -0.2 2.0 東南東 3 0.0 40
21 -0.1 2.0 2   43
22 -0.1 2.5 東北東 2   44
23 -0.1 2.5 東南東 2   45
24 0.3 2.5 北東 2   46
  今年の仕事は雪かきで始まった。
  この日のために除雪機を買ってあった。
う~ん、う~んと唸りながら除雪するんだが、機械が根を上げる前に私のほうがばてた。

  昨日からの雪だった。とても重くなっていて120Kの揚力といえ、バケット一杯を揚げるとクローラが短く、狭いためギッタンバッタンと私が揺れ、怖くって怖くって。

47センチまで積もったのだ。

2010年01月02日 米原(マイバラ)

時刻 気温 降水量 風向 風速 日照時間 積雪深
mm 16方位 m/s h cm
1 0.0 2.0 3   46
2 0.0 3.5 3   47
3 0.2 0.5 北北東 3   46
4 0.4 3.0 2 0.0 47
5 0.7 1.0 東北東 2 0.0 45
6 0.3 2.5 北東 2 0.0 44
7 0.9 0.5 4 0.0 42
8 0.8 1.0 北北東 2 0.0 41
9 -0.2 3.0 2 0.0 41
10 0.6 2.0 北北東 2 0.0 42
11 0.7 1.0 北北東 2 0.0 40
12 0.2 2.5 北北西 2 0.0 37
13 0.9 0.5 北北東 1 0.0 35
14 0.8 0.0 西北西 1 0.0 34
15 0.6 0.0 2 0.0 33
16 -0.1 0.0 静穏 0 0.1 32
17 -0.7 0.0 南南東 1 0.0 30
18 -0.7 0.0 静穏 0 0.0 30
19            
20            
21            
22            
23            
24            
 
21 January, 2010



友人からお願いしていた写真が届いた

  カッコいいではないか。豊岡市豊岡消防団第5分団が参加した出初式、一斉放水。

  なぜに、これが農作業?それは友人のHPへ行っていただけらば判る。
  農家と消防団は切り離せない。地元消防団と畑・田に毎日いる農家。働くこと地域に貢献すること、切り離して農家はない。
  私の場合はこちらに移住したのが40過ぎ、消防団には歳をとり過ぎている。

 働く自動車、ジュピター君よりデカイ!





 兵庫県豊岡市はコウノトリの町でもある。






   松下農園
http://www.eonet.ne.jp/~little-farm/index.htm
ハウスのサイドの雪
  このひだのように折れ曲がった雪がハウスを押し、横からつぶす。次に積もった雪は屋根を滑ってこの雪で止まり、次第に高くなってゆく。で、屋根と横の雪が繋がる。
  そして上からと横からとの力で、ハウスが複雑にむしゃげる。それで、この雪を除ける。縁切りという。

  12月に立てた支柱が1センチせり上がっていた。ジャッキアップして固定。
  
07 January, 2010  二階の窓からみたハウス。

  →ハウスの雪支度

  →おはら野の四季冬、池も凍てつく
             →07 January, 2010七草・ハウス
 

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